「・・・。」
「コケコッコー」
「コケコッコー」
「コケコッコー」
「コケコッコー」
「コケコッコー!」
「コケコッコー!!」
「コケコッコー!!!」
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ニワトリの居ないはずの聖地ケビンに、けたたましく鳴り響く「コケコッコー」の大音量。
朝かと思えば、外は未だ真っ暗。
「マジ、超うるせーな。」
どうやらみんなは2階のロフトで気付かず寝ている様子。
1階で寝ているのは、オレとジュゴンさんだけ。
そして不幸なことに、音の発信源はオレの寝袋付近から。
「ちっ。クソったれ…。誰のアラームだよ。」
暗闇の中、アラームを止めようと必死で携帯を探すが、何かに埋もれているのか、なかなか見付からない。
そうこうしている間も、お構いなしに鳴り続ける「コケコッコー」のアラーム。
「あぁー、、、もう腹立つわー!!!」
手探り状態の中、イライラしながらようやく見つけた怪しい衣類の塊。
ここかと思って探ったのは、ヌルハチ氏の脱ぎ散らかしたズボン。
これかと思って掴んだのは、ヌルハチ氏の使用済み生パンツ。
「何でオレがこんな夜中にヌルの汚ぇパンツを・・・(怒)!」
そしてようやく携帯を見つけたと同時に、オレを嘲笑うかのようにタイミング良く切れるアラーム。
「やっぱりあのバカ男の携帯か・・・。」
時間を見ると、4時30分。
「このクソ携帯が・・・」
この携帯を今すぐケビンの外にぶん投げてやろうか?いや、それより2階で寝ているヌルを起してコイツをぶん投げてやろうか?と思ったが…、どうやらあまりの眠たさにそのまま大人しく寝てしまったようである。
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布団も掛けずに寒そうに寝てたジュゴンさん |
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ロフト組は熟睡してたね〜。 |
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そして、朝8時前に起床。
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最後まで爆睡していた悪童ヌルハチ |
案の定、目覚めは最悪。
どうしてあいつと一つ屋根の下で寝ると、いつもいつもこうなるんだ!?
しかも、ヌルは一番に起きて朝飯作る当番なのに、何であいつはいつも最後まで起きてこないんだ!?
・・・。
まぁ、それでも憎めないのがこのヌルハチという男なのだろうか。
罪を憎んで、ヌルを憎まず!
でも来年からは実力行使に出るからな…。覚えとけよ、ぬるはち! |
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そんな感じで始まった二日目。
海況予報は最悪の大時化で、潜れる見込みはまったく無い。
・・・というわけで、ケビン集合至上初となる2日目の魚突きノーエントリーが決定。
ま、昨日の時点ですでに海況は限界に近かったし、こればかりは自然が相手だから仕方無い。
「聖地でノンビリ過ごすのも、悪くないよね!」
朝食は予定通り、KOC最下位のヌルハチ君が担当。
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起きてからはちゃんと働いてます。 |
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根は真面目なヌルハチです。 |
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ケビン集合の定番メニューである 『鍋の残りで出雲そば』 を作る予定だったが、
鍋の残り汁が使えそうになかったので、急遽 『出雲焼き蕎麦』 に変更。
とりあえず、有りっ丈の残り具材をぶち込んだ豪快メニュー。
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ボリューム満点☆ |
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もちろんケビンの朝は、赤まむしで乾杯!!
これ、基本ね。
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意外と美味かった出雲焼き蕎麦 |
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キムチ入りスクランブルエッグも好評 |
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お腹が満たされたケビナー達。
いつもはソッコーでチェックアウトして海へ向かうのだが、
今日は時化のために漁にも出れないため・・・
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長時間に渉り、ダラダラとした雑談会が開かれた。 |
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海のこと。
魚突きのこと。
世間のこと。
来年のケビン集合のこと。
あること無いこと、いろいろ話したね。
それからようやく重い腰を上げ・・・
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みんなで御片付けタイム |
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チャンプの座を明け渡し、穴掘りに精を出すらくだ氏。 |
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「チャンプ、洗い物は僕が・・・」
「チャンプ、洗い物は私が・・・」
すっかり綺麗になったケビンを見ると、どこか寂しさすら感じてしまうのはオレだけだろうか・・・。
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そして雨の中、麗しきケビンに別れを告げる…。 |
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AM 11:45
チェックアウトのために立ち寄ったゲストハウスにて、
偶然出会った佐々木希と記念写真を撮り、聖地ケビンでの楽しい二日間が幕を下ろしました。
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佐々木希、7人目のケビナーに任命。 |
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それから皆で昼飯を食って帰ろうということになり、とあるドライブインへ立ち寄ってみた。
これが実に残念な飲食店で、料理の質、値段ともにかなりガッカリさせられた。
言うなれば、この二日間で唯一残念だったのが、この最後の晩餐である。
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最後までみんなと過ごせたのは良かったが・・・。 |
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この料理にはヌルハチさんもかなり御立腹の様子でした。 |
そしてこの店の駐車場にて、ついに最後の時を迎える・・・
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チャンプの締め言葉に・・・ |
笑いあり・・・ |
涙あり・・・ |
二日間の苦楽を共にしたケビナー達は、第7回ケビン集合の準備のため、ここでお別れすることになりました。
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長いレポートに最後までお付き合い下さり、ありがとうございましたっ!! |
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