CABIN 2018

『第13回 ケビン集合』
〜 俺達のケビン 〜
突行日 2018年 11月 17日

平成最後のケビン集合は、ジュゴン委員長のこんな言葉を以って締めくくられた。

「ねぇー、創始?今年はさ、みんなでケビンのレポートを書いてみない?“おれ達のケビン”っていう題目にしてさ。それぞれが思い思いのレポートを書いて、持ち寄るの。とりあえず創始は要点というか、全体の流れを簡単に書いてさ。そしたら創始も楽じゃない?」

ジュゴン委員長の話を聞いて直感的に思ったのは、「楽ができる」ではなく、純粋に「読んでみたい!」だった。ケビナーの中で唯一、他人が書いたケビンレポートを読んだ事が無い自分にとって、これは願ってもない嬉しい提案に思えた。

しかしその提案を受けて振り返ってみると、過去のケビン集合のレポート(うち1回は私自身が欠席のため存在せず)は当たり前のように当サイトの管理人である私が担当してきたわけであるが、今思えばそれが本当に良い事だったのだろうかとさえ思えてきた。ケビナーのために良かれと思い率先して書いてきたつもりではあるが、ケビナーの中にはホームページを持つ者もいれば、ブログを書いている者も多い。その中には私なんかよりもよっぽど綺麗な文章を書ける人も居れば、私には思いつきもしないような面白い表現が出来る人もいる。そして何より、聖地での出来事を自分なりに綴ってみたいという気持ちを抱きながら、何となく昔からの風習(しきたり)に従いその思いを自重しているケビナーも居ることだろう。

何はともあれ、これは本当に楽しみな展開だ。私が書けばどうしても私目線に偏ったレポートになるがゆえに、何度過去のレポートを読み返してもそれは単純に私自身の思い出話に過ぎず、そしてそれはケビン集合の醍醐味を全て伝えきれているとも思えない。

苦節13年。毎回毎回ドラマはあるものの、やっている事は毎年ほぼ同じ。

海で潜り、料理を作り、チープな小屋の中で酒と肴を楽しむ。

もういい加減、書く方も読む方もマンネリしてきたところ。

ケビンレポート=著者:み〜ちん。という時代は終わったのだ。

・・・というわけで、今年(から?)は少し変わったテイストでレポートを掲載させて頂きます。


※今すぐにでも読みたくなる「俺達のケビン」ではありますが、まず先に第13回ケビン集合の概要に目を通してから読んでいただくことをお奨めします。



□俺達のケビン

 ■らくだ    「俺達のケビン」  「レシピ」

 ■ジュゴン   「俺達のケビン」

 ■ホリエモン            「レシピ」



【第13回 ケビン集合 概要】

○参加ケビナーリスト
らくだ   13年連続13回目の出場
みーちん  10年連続12回目の出場
ジュゴン  10年連続10回目の出場
ほりえもん   8年連続8回目の出場
ムル      3年連続3回目の出場
ジン      3年連続3回目の出場
エヌシ     3年連続3回目の出場
マツ      3年連続3回目の出場
里崎      3年連続3回目の出場
テル      3年連続3回目の出場

【メモ書き】
KING OF CABIN(以下・KOC)は、第10回大会(第14回ケビン集合)をもって一旦終了とする。第15回ケビン集合では15周年特別企画として、過去のKOC不参加ケビナーによるKOCバージンCUPを行う。毎年毎年偉そうにKOC出場者を評価してきた審査員の腕がどれほどのものなのか見てやろうというコンセプト。残念ながらそこで奈落になったものは生涯奈落として生きる。第16回ケビン集合以降はまた新しいイベントを行う。

□第9回KOC参加予定者
らくだ   9回目の出場 最多勝(3勝)
ジュゴン  8回目の出場 現王者(2連覇中)
み〜ちん  9回目の出場 料理の冒険家
ホリエモン 7回目の出場 元・奈落の帝王
ジン    2回目の出場 料理の空手家
ムル    3回目の出場 奈落の住人

□KOC公式オッズ
<平成最後のKOC>
ジュゴネル=メッシ(1.1現チャンプ、2連覇中)
彼の一挙一動に世界中が注目する今回。これといった対抗馬は見当たらず、敵は己自身のみ。
全人類未踏の頂、LOC(legend of cabin)へ視界は良好だ!

クリスティアーノ・ミーチン(7.1 本人の強い希望)
稀代の冒険者が帰ってきた!宝箱の中身はブツは王者の冠か?はたまたガラクタか!?一攫千金の旅の果てに漢(おとこ)が見たものは‥

ジンディーヌ・ジダン(7.2)
計算し尽くされた見事な成績を残した前走から「ジンピューター」と称され、世界に衝撃を与えた。あれから1年。王者への方程式は解読済みだ!

ラクチャン・イブラヒモビッチ(8.8)
古豪も近年の成績は振るわず。久しぶりのホーム・ケビンでの開催で好走を見せるか!?

アンドレイ・ホリニスタ(15.1)
「新入りケビナー」もすでにベテラン。年々技術は上向いてきてる!上位を脅かす走りを期待してるぞ、白い(顔の)小さなマタドール!

ディエゴ・ムルドーナ(23.9奈落)
奈落で過ごした一年は決して無駄じゃなかった。眼鏡の奥の瞳は燃えている。不死鳥のごとく紅い翼を広げ、頂点目指して舞い上がれ!


□突行状況


・集合時間 7時30分@ジン君は夢の中
・海況 湾内は穏やか。その他のエリアはすこぶる悪し。
・突行時間 9時30分〜11時30分
・突果  <後述:ケビンノート参照>


【KOC2018温情措置】
※今年は事情が事情だけに判断が難しく、少々説明が長くなるが、夜のKOCの行く末を左右する重要決議でもあるため、詳しく記します。
海況は頗る悪かった。この海況で安全面を優先させれば、無理な突行はできない。海況だけで判断すれば、温情措置が取られても異論はなかっただろう。(→今年の温情措置は、だるま丸さん提供瀬戸内地魚/通称:ダルフィッシュの無償利用)しかし、そうは言っても実際に同じ時間に同じ場所で潜り、エントリーフィッシュをキープできているケビナーも居る。中にはプライドを捨て、B級フィッシュを捕獲して強引にエントリーへと漕ぎ付けた者も居る。そのケビナーの気苦労を最大限に考慮すれば、温情措置の無い通常ルールということになり、6名のうち魚の獲れなかった3名で何らかの前座(2014過去レポ参照)を行い、魚の獲れた3名で本戦を行うことになる。前座のドベが奈落で、本戦の優勝者がチャンプ。厳格にルールを推し進めるとこのようになるが、今年は2つの考慮すべき点があった。まず一つ目は、エンントリー前に「この海況だから、魚が獲れなかったら状況に応じて温情措置の発令も視野にいれましょう」と話しながら、明確な基準を出さないままエントリーしたこと。もう一つは、KOC三連覇の偉業(三連覇でKINGからLEGENDになり、聖地にて永久崇拝)にリーチが掛かった現チャンプ・ジュゴン委員長が、あろうことかノーフィッシュでエキジットしていたこと。ちなみにKOCは第10回を持って一旦休止となる予定(すでに新たな別の企画を検討中)のため、第9回を迎える現時点でLEGEND誕生の可能性を持っているのはジュゴン委員長だけ。最後の挑戦権を持ったジュゴン委員長にKOC本戦出場の可能性を残し、ケビナーの憧れであるLEGEND誕生の瞬間を見てみたいという気持ちと、だからと言って強引にルールを捻じ曲げることで過去のKOCに水を差し、歴代優勝者の格を下げないようにしなければという思いが錯綜した結果、以下のような措置を取ることにした。
魚が獲れなかった者3名が、クライマックスシリーズという名の前座を行い、その優勝者が本戦(ファイナルステージ)への挑戦権を得る。前座の最下位は奈落となる。前座の3名は同一魚種のダルフィッシュ(だるま丸さん提供:セトダイ)を用い、本戦ではダルフィッシュの中から好きな魚を使用できる。前座からの本戦優勝は2種類の料理と、心身共にKOC2回分の労力を要するため、言わずもがなハードルは相当高くなる。
これにて、出場者及び審査員の全員が納得できるKOC開催となった。



□ ベルで買い物 → 聖地


結局2時間1本しか潜らず、昨年同様時間にゆとりあり。聖地へ行く前に温泉に入る案も出たが、夜間の寝落ちを恐れて却下。結果、ベルで各自が軽食を摂り、夜の買い物を済ませ、聖地の駐車場で仮眠タイム(40分程度)。このシステムを採用することで、宴の途中で寝落ちするケビナーが減ったのは間違い無い。来年以降もケビン入棟前の仮眠制度の導入を強く推奨する。


□ 聖地入り


聖地駐車場にてミスターケビン・らくだ氏より、ケビン集合オフィシャルユニフォームを授与される。Tシャツはもちろん、特別付録のオリジナルステッカーもクオリティ高し。全員ケビTを着て管理棟へ。我々のユニフォームを見て嫉妬に狂う唖然とする聖地のスタッフ。丁重に著作権の侵害を詫び、聖地スタッフの許可をいただく。


ケビナー「勝手にこんなことしちゃって、すみません。」
スタッフ「ありがとうございます。どうぞ・・・お好きなように。」
※2018年11月17日、我々ケビナーは聖地スタッフ公認の組織となった


【メモ書き】今年はケビン2棟の大人借り。
炊事場とケビンの間のスペースにテントを設営している先客あり。この時期にしては全体的に利用客は多い印象。テントに近い炊事場寄りのピンクケビンでの宴会を自粛し、宴はグリーンルーム、ピンクケビンは寝室としてのみ利用することに。
また、防寒対策として炊事場では常時焚き火を行った。←これが無ければKOCの時間帯は極寒地獄になっていたかもしれない。秋以降の開催では今後も要検討。里崎くん、ベリーグッジョブ。


【メモ書き】ダルフィッシュ2018
だるま丸さん提供の瀬戸内ローカルフィッシュ。略してダルフィッシュ。話題性&食べて美味しいだけでなく、今年のKOCにおいては前座から本戦まで大活躍でございました。内容につきましては、後述:ケビンノートをご参照あれ。

□晩餐


炊事場にて晩餐の準備に取り掛かる。チャンプ以外の者が働く。創始はケビンノートの管理や投票用紙の作成等の雑務を担当。例年通り、基本的には鳥皮ニンニク鍋。それに加えて勤務の都合で不参戦となっただるま丸さん提供魚(ダルフィッシュ)を用い、揚げ物、焼き物、刺身に舌鼓を打つ。晩餐の会場はなすがままに炊事場にて。どれこもこれも美味過ぎて、飲酒量のセーブに気を使う。



□クライマックスシリーズ開催(通称・タモリンピック)


 

○参加者
@チャンプ・ジュゴン
@ブービー・ホリエモン
@奈落・ムル

昨年のチャンプVSブービーVS奈落という豪華絢爛な顔ぶれ。
料理のレパートリーが豊富なジュゴンさんとムルさんは本戦出場を見据え、当初考えていたメニューを温存し、即席レシピで前座を戦う。一方、満身創痍のホリちゃんは本戦の事は考えず、当初予定していたレシピで挑むという捨て身の作戦を決行。さらにホリちゃんは用意されたセトダイの中から肉量の多い個体を率先して選り分けて自分のモノにし、挙句の果てにはジュゴンさんが山から採ってきた盛り付け用の飾り物を強奪するなど、最後まで極悪非道なスタイルを貫き、奈落の回避に尽力した。

○調理風景


○実食


○投票結果
 ムル    11ポイント  →ファイナル進出
 ホリエモン 10ポイント   ブービー
 ジュゴン   7ポイント   奈落


○審査員からのコメント(投票用紙より転記)

【ムル 1位通過:11点】


・味のバランスが良く、一気に食べてしまった。大葉のアクセントが甘ったるさを打ち消し、食指が止まらない。
・美味い!!でもなー、、、美味い以外の感想は本家フィッシュバーガーと一緒かなー。もう一つ上の意外性が欲しかったかなー。
・おかわり
・M(マック)、L(ロッテ)、M(モスバーガー)より臭みなくうまい!!パンの焼き加減もいい感じ。朝また食べたい!!
・モスが嫉妬する味。彼女が女子高生なら、この店にドヤ顔で連れて行く。
・魚も多い。バランス○。お店で出てきそうな味。ムルさんらしさ○。
・パンが美味い!タモリのフライも率直に美味い!


【ホリ 10点:ブービー】


・おいしい。食感が良くて食べやすい。魚の身質とマッチしている。追記:3つの中では一番フツウか?
・いや待って、美味くてビックリしたよ。入れた材料が上手くまとまってる。食感が良かった。カリカリ梅を入れるとは・・・。
・サクッとお手軽な感じが、いかにもホリらしい。
・うまい!!もみじ・・・パクる!?食感もいい感じ。
・どんな魚でもきっと同じ味になるが、美味いことは美味い。美味いことは美味いが、どんな魚でもきっと同じ味になる。
・名前通りのサクサク感。量も良い。食べやすい。ソースは微妙。
・サクッとの名の通りの食感がグッド!味も美味しくまとまっている!ソースは・・・


【ジュゴン 7点:奈落】


・スパイスが味を引きしめている。ジューシーだがしつこくなく、キャベツの食感と相まって、セトダイの味を際立たせている。追記:1位と接戦。セトダイの甘ったるさをどう捌いたかが決め手。
・さすが上手くまとまってる。旨い!ただ、せっかく鳥皮で包んではいたが、小さくても良いからしっかりと包んで欲しかったかな。
・あまり魚らしさがなく、うーん、という感じ。
・味付けばつぐん!!とり皮が強いかと思ったけど、魚感がちゃんとある!!見た目最高!!
・たしかな味。うまい。やさしい味。気になっていたムスメに後ろから抱きつかれた感覚。
・料理として○。ビールが欲しい。自分は鳥が強い印象。見た目へのこだわりがとても強く感じられる。
・鶏皮に全てをもっていかれると思いきや、タモリもしっかりと顔をのぞかせる。タモリの肉量がもう少し欲しい!


【メモ書き】
炊事場を清掃後、発表はケビン内にて行われた。
その後は二度目の鍋を食いながら、歓談が始まる。
奈落に落ちたジュゴンさんは、それはそれで清々しさを漂わせる。2年連続ブービーのホリちゃんは色んな意味で良い着地地点に収まった様子。そして奈落を脱出し、本戦出場権を得たムルさんは歓びの声と同時に複雑な表情を浮かべる。まぁ、そりゃそうだ。年に一度でもストレスなKOCを一日に二回も味わうなんて、僕には絶対に耐えられないし、考えたくも無い。。。


□ 第9回 KING OF CABIN 開催



○出場者
@らくだ
@み〜ちん
@ジン
@ムル(クライマックスシリーズより)

○開会式


炊事場隣に設営されたテント(一般客)が就寝モードに入ったため、国家斉唱は静かに行った。テントの中から聞こえてくるイビキはかなりの大きさだった。

○調理風景


○実食とプレゼン


○結果発表


<参考資料:ケビンノート(後述)>
優勝  ムル様  36ポイント
準優勝 らくだ  30ポイント
3位  ジン   25ポイント
4位  み〜ちん 18ポイント

【メモ書き】昨年は奈落を経験。そして今年はノーフィッシュでクライマックスシリーズ(前座)を勝ち抜いたムル氏が、勢いそのままにKOC本戦も優勝し、見事初優勝。結果的に前座を含めて2連勝を飾ったため、ラストイヤーとなる第10回KOCに優勝すれば3連勝となり前人未踏のレジェンドオブケビンも視野に入れた。


■ 審査員からのコメント(投票用紙より転記)

【ムル 優勝36点】


・見事に口の中で一つになった。驚き。発想にビックリ。あんこのワードはいらんかった。ま、突いた魚じゃないけどね。舌平目でよかったね。
・バランスがとてもいい。美味しい!広島ディスル× −ポイント
・すげー調和だね。みんなが仲良く手を繋いで、口の中に入ってきた。バンザイ。
・ゴボウが思った以上にマッチしていて、おどれーたぞ!
・とめどなく溢れるアイデアと魚汁。
・うまい!!料理の引出しが多い。本戦で用意したはずの料理を作らなかった所が、やや残念。
・スッと入る。ゴボウが大き過ぎて一体感に欠く。魚は温かい方が良かったか。
・全ての素材がマッチしてた。もう一つ食べたかった。
・ゴボウと魚の変化球、悪くない。お洒落なバーを連想させる。シタビラメの主張は少ないかもしれない。


【らくだ 準優勝:30点】


・ん、、、何か一つハッキリとした味が欲しかったかなー。やっぱりもち米が欲しい。
・さとうのごはん、だしの味染みて美味かった!!かぐや姫、最後まで読まれなかった。。。
・大好き。LOVEの味。
・見た目が楽しい。ごはんへの味付けにもう一声。
・しょっペェッ!しょっペェぜミスタッ!
・うまい!しかも優しい味!ごはんのまとまりが今一つ。
・味の印象が薄い。量が少なく、良く分からなかった。竹の香りがあまりしない。蒸し料理としては面白いが、分けて食べる意味も分からない。全部一口で食べたほうが良かったのでは?
・「楯」取物語。ちょっと分かり難かった。かき揚げはVery Good!サトウのご飯も良い感じ。みーちんさんの朗読、要る?
・美味しかったが感動はしなかった。見た目よし。


【ジン 3位:25点】


・グリーンカレー、辛さも良い感じ。めっちゃ旨い。仕込み、遅刻、−ポイント。
・タカッパの味は無いが、タカッパは感じる。完成度は高い。すげー良い女と出会って、すっかり元カノを忘れた感じ。
・さわやかな辛さがタカッパとコップンカー。ジューシーな大根が辛さを優しく包み込む。
・(読解不明の外国語)
・うまい!カレーとしては・・・。タカッパである理由は見当たらない。自宅仕込みが多過ぎ。1時間ルールじゃない。
・食欲をそそる辛さ。タカッパもウマし。大根は見栄え良だが必要か?もっと米と魚が食べたい。家からの持込が多く、マイナス点。
・からい!!ウマイ!!魚が感じられないような。ただ、タカッパの臭みは見事に消されてたね。Good!下ごしらえをどこまで認めるか。そして遅刻によるpoint減。
・辛さが丁度いい。タカッパの臭みが消えていた。時間を取り過ぎ。一言謝って欲しい。
・料理として美味しいが、タカノハの匂いが少ないのが少し寂しい。見た目や温かい料理という点で加点あり。ただ、事前に準備しすぎかな。


【みーちん 4位:18点】


・パウダーうまい!骨がねー。。あれは凶器だわ。
・プレゼン最高、ディスりまくり。口ケガした。皮めくれた。化学調味料旨い。やみつきになるけど・・・
・コンセプトは好き。技術と時代が追いつけなかったか・・・
・心と口に傷を負いました。
・うまい!プレゼンで寝てしまった。
・カワハギはウマイが、イシダイは食えない。魚種による当たり外れが大きい。あと、パウダーが濃過ぎて辛い。バランス調整が必要か。
・スライド長い。オチが弱くなっているような・・・。魚種によって良し悪しがある。カワハギ、店で売れる。メバル、かったいわー。テーブルめっちゃ汚れる。
・カッチカチ。味は悪くない。
・異端、ここに極まれり。ファーストペンギンのレベルではない。怪我料理。味はついつい手が出てしまう感じ。


【個人的感想:み〜ちんのKOC】


想定外かつ致命的なネガティブ要素が2つあった。1つは上述した、テントが炊事場のすぐ横に張られていたため、爆音を伴うパフォーマンス(プレス作業)が炊事場で満足に行えなかった。本来ならば炊事場のような床面が平らなコンクリート上で徹底的に潰してペッタンコにしなければならないケトルベルの打ち付け作業も、地面が不安定(砂利)な炊事場の外(テントの反対側)で1匹当たり3アタック程度しか出来ず、食材の圧迫不足は否めなかった(カワハギ等はこれでもそこそこプレスできるが、サンバソウのプレスは全然物足りない)。そして2つ目は炊事場の気温が低過ぎたせいか、バーナーを強火にしてもフライパンの中の油が満足な温度まで上がりきらず、ニ度揚げの際にカラっとした仕上がりを出せなかったことである。
と、女々しくも本戦最下位となった言い訳を述べてはみたが・・・、悲しいかな、たとえ最高のコンディションで同じ料理を作ってみても、おそらく結果(順位)は変わらなかったと思われる。

□優勝楯授与式及び、チャンプからの説教
<後述:ケビンノート参照>


□KOC終宴後


何故か今年は手押し相撲は開催されず。時間も時間だっただけに、閑談の中で一人ずつ寝落ちしていく者が現れた。トイレ休憩へ出た際に組体操にチャレンジするも、ケビン集合史上最低気温を前に身体の震えが止まらず、中途半端な仕上がりに終わる。ただ、どうしてだろう。それなりの達成感はあった。4時50分、持ち込みのアルコールを全部消費して就寝。



□ケビン集合 2日目


朝食は恒例の聖地蕎麦と、はちみつトースト。はちみつはエルシ養蜂場渾身の力作。リアルに美味い。ちなみに2年連続のチャンプから奈落に落ちたジュゴンさんは、チャンプ体質が抜け切れずに朝寝坊。逆に奈落経験年数が歴代最多のホリちゃんは、ついつい奈落癖を露呈し、聖地蕎麦を作る。



□最後の男気ジャンケン


奈落のジュゴン委員長が見事勝利を収め、逆2冠達成。ジュゴンさんVSホリちゃんの最終決戦の途中、微妙なやり取りの末にホリちゃんが非常に男気の無い一面を見せたことは、皆の記憶に深く刻まれる事となった。



【ケビンノートより】
※書き殴ってある通りに転記します。

7:30 まるごう川津店集合
   ジン君、ごうかいに遅刻  集合時間まで寝ていた
9:30〜11:30 ドマリー

 ・ミスター メバル×3
 ・ミーチン メバル、カワハギ、スズメダイ、イシダイ
 ・ジン   タカッパ  クロムツ×2
 ・ジュゴン   ノーフィッシュ
 ・ホリチャン  ノーフィッシュ
 ・ムルドーナ  ノーフィッシュ
 ・里崎くん   ノーフィッシュ
 ・マツくん   ノーフィッシュ
 ・エルシ    ノーフィッシュ
 ・デジテル ―――――  ひらめ!!!

14:30〜15:45  ベル
   昼寝タイム ――― 30分
17:00〜全員正装に着替えて、チェックイン!!
18:00〜晩メシの準備 
・ダルフィッシュ   ・セトダイ・ミシマオコゼ・トラギス・コショウダイ
           ・シャコ・シタビラメ・エビ1匹混入・イネゴチ
・なべ  ・よせなべの素  ・ニンニク・鳥皮・鳥肉骨付き
              ・セセリ・シャコ
19:00〜メシ開始   うまい!!
19:45〜前座が静かに始まる
 ダルフィッシュのセトダイを料理  タモリンピック
・ジュゴン・・・横綱というのは横綱になってから。休むことを覚えないと、きせの里のようになる。ではチャンプの休みとは?この前哨戦さ。
・ホリエモン・・・ノーコメント
・ムル・・・奈落は底から這い上がるためなら前座でもなんでもする。自信はある。ベルで考えた。

全員45分で完成しました。

・チャンプ  セトダイ魚う座
・ホリ   サクッと魚ろっけ
・ムル   タモマック → タモスバーガー

○チャンプ  ・特にない 前哨戦
・鳥皮は以前からやりたかった
○ホリ    ・中身にカリカリうめ入る
       ・サクッと感出したかった。食感重視。
       ・大根が手抜き チューブ
・モミジの横領
       ・みんな良いコメント ホリちゃんにしては珍しい
       ・ソースは辛いが ○
○ジュゴン  ・セトダイとローズマリーが合うと思った。
       ・魚の旨味と香りをきわだたせた。
○ムルドーナ ・去年の苦い経験 魚の味を出してやろう
        →結果、バーガーとなる
        →うまい。奈落の朝に最高

○集計 1位 3ポイント  2位 1ポイント  3位 0ポイント
 ホリ 10  ブービー
 ジュ 7   WOC
 ムル 11  →ファイナル進出
Jugon − WALK  何も言えなくて、奈落。

22:50〜23:50 KOC本戦

24:15〜 KOC実食
ムル        ・メントスと聞いてすぐディスル(アンチ広島)
料理名       ・ピンチョス
ベルベラベロ    ・はちみつとバルサミコ
            →かつてのチャンプのパクリネタ
ジャンルは、スペイン料理 → 家庭料理
・島根とスペインをバカにした
うまい。意外な味だった。
エロベロフェラ

24;35〜 ジン
タカッパグリーンカレー
ジャンル タイ料理   あえて6個にした
            まさかの20時間仕込み
            ちこく1時間
  ホリチャンのリスペクト料理
  ホマージュ  ホリビュート作品
・同情するならナベをくれ
・家での仕込みについてブーブー言われる
・ダイコンに時間がかかる

01:00〜らくだ料理
楯取物語   ペロペロの強要
       がんばって20本
       クレヨンらくちゃん

01:15〜みーちん料理
 前回の敗因 プレゼンの問題  →里崎さん
                →今回も里崎さん
 またPPプレゼン始まる →オフィシャル「誰が認めた?」
土曜の夜じゃない!  周と彩パンの駆け合い
・芸能人へのやっかみ 陛下を冒とく
・ユンボの話は実話   見えない所で調理を続ける(ハッピーパウダ)
・マッスルで〆
「これ、ぼく無理です」
「60kgじゃないとだめ」
「全然食べれます」
「カワハギは食える」
「口の中、ケガしました」
          ⇒投票開始

第9回 KOC集計
ムル 36
ジン 25
ラク 30
ミーチン 18

→ラクダ  なぜバラした?まとめて食べたい。
2位    シンプルに、 旨味を追求してくれ
      来年こそ、リターンバックしてくれ

→ジン   グリーンカレーがうますぎて
3位    逆にヨーグルトの方が良かった
      来年は筋肉を!  時間を守ること

→みーちん  車にひかれたやつ?メバルは固い。
4位     方向性は継続で    

→ホリちゃん 美味しかった、小さくまとめすぎ
5位

→ジュゴン  魚突かな始まらんよ。
奈落     ビジュアルにこだわりすぎ







ケビン集合2018・完