ハコフグを突く
この魚を突くことにコツなんていらない。一生懸命けなげに泳いで逃げるも、そのスピードはのろまの亀さんなので、エイっ!と一突きすれば良い。しかし料理する時にお腹の真ん中に穴が開いてたら中から汁が漏れ出てしまうので、頭、口元を落ち着いて狙えたらそれがベスト!また珍味とされる肝がかなりの大きさのため、お腹への一撃はできる限り避けたいところ!
ハコフグを釣る
この魚どうやって釣るんだろうね?狙って釣れる魚ではなく、磯釣りなんかの外道でしょ?広島では残念ながら見ない魚。同じ外道、同じフグでもコイツなら許せるんだけどなぁ・・・。
ハコフグを食う
毒のないフグ、その名もハコフグ。この魚、獲りやすいくせに味の方はなかなかのもの!瀬戸内で言うウマヅラ並みのビギナー向けでリーズナブルな食材である。食べ方は、へその部分からハサミを入れ蓋のように切り抜く。そして肝・内臓を丁寧に取り出し、体内を洗浄後、体の内側壁面に味噌をぬり、ささっと水洗いした肝を戻す。それからネギ、日本酒をかけ蓋をしたらオーブンでこんがりと焼いてしまおう!
肝好きな人はか―――なりハマると思うよ!
と、ここまで言っておきながらこのハコフグも免許がないと調理できないことになってます。
独り言&プチ情報
素人でも食べれるフグ!ってここで堂々と言って良い事なのでしょうか?一応皮膚には毒があるみたいだから注意は必要。全長は25cmほどになり、体は見てのとおり箱型、全体的にウロコが変形した硬い甲板で覆われている。そして動く部分は眼と口と各ヒレだけというかなり束縛された可哀相でもあり可愛い魚でもある(笑)