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メバル Sebastes inermis
カサゴ目 フサカサゴ科



全長約20cm 広島県

メバル属は頬に棘がなく、背鰭が13〜16棘であることで他のカサゴ科と区別できる。本種は背鰭13棘13〜16軟条、臀鰭3棘6〜9軟条、胸鰭15〜18軟条、腹鰭1棘5軟条。涙骨の下縁に後下方を向く鋭い2棘があることはウスメバル、トゴットメバルと共通。ただしメバルは、体側の5本の暗色帯が不明瞭なこと、側線有孔鱗数がやや少ないことで容易に区別できる。


目と口の大きさは見ての通り。口から胃にかけてエサを丸飲みにできるだけのスペースがしっかり確保されています。


参考文献
『日本の海水魚 山と渓谷社』




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