点と点が一列に集まると線になります。同じ様に、線と線が無数に並ぶと面になります。これが2次元の平面画像です。さらに面と面が重なっていけば・・・立体が出来ますよね?これが3次元で表現されたCT画像です。
今回のクロダイのCT撮影においては、42cmの魚体を0.5mm間隔でデータ収集する事により420÷0.5=840枚の平面画像を得ることができました。そのデータをさらにスライスをダブらせて再構成し、1680枚のボリュームデータを作りました。こうして大きく膨れ上がった2次元画像のデータを、専用の処理装置(ワークステーション)で再構成することにより、3次元のCT画像を作成しました。以下の図のようにイメージして頂くと簡単かと思います。 |