釣行記 ’04

『微妙な釣果』

釣行日 2004.2.8

 前回、前々回としょぼしょぼな釣果で嫁からは完全に口だけ番長扱い・・・。
 今日こそは!と意気込んで、4時半起きの5時出発。狙いはもちろんカレイ。釣具屋に寄ってエサと遠投用の投げ竿1本を購入し、現地到着は6時。まだ薄暗い中懐中電灯の明かりを頼りに仕掛けをセットして、いざキャスティング!1本目の仕掛け投入、2本、3本、そして次は買ったばかりの竿の準備。早速リールを取り付け糸を通してガイドを伸ば・・・あれ?・・・えぇ〜!?もげた〜(広島弁:取れた)、めげた〜(広島弁:壊れた)。いきなり取れた竿先、取れたというか千切れたというか・・・ただただショックでした。仕方なくトランクに積んでた予備の短い竿(プラスチックの300円物)を代打に起用して近投する破目に。とりあえず全ての仕掛けを投入完了し海底からの朗報を待つ。

 6時30分過ぎ、辺りが徐々に明るくなってきだしたところで遠投していた1本に小刻みなアタリ。しっかり合わせてリールを巻くが・・・重たくない。上がってきたのは外道のエース、ハゼ。さらに30分後、またまた同じ竿に今度は大きな引き込み。乗った!ずっしりと重い、今度はカレイか!?しかし巻き上げる最中に痛恨の針外れ(涙)!あれは間違いなく大物だったのに!・・・と、相変わらず逃がした魚はとても大きい(笑)。

 その後数時間はエサ取りの猛攻に遭い、我慢の釣りが続く。エサ取り対策にと持参したコウジも塩漬け本虫(前回の余り物)もヤツらの前では無意味だったようだ。このポイントは狭い砂浜のため潮が満ち上がると釣り座が狭くなり釣り辛くなる。よって満潮がくる前にポイントを移動する事に。

 次にやって来たのは車で10分程離れた風早港。東側の波止はフカセ釣りのおじさんが数人陣取っていたので、貸切状態の西側の波止へ移動して釣りを再開。昔から通い慣れた実績のあるポイントだが今日は風が強くてラインが張れず釣り辛い。

 すでに釣り始めて6時間も経ったというのに、釣れたのはハゼ1匹。今日も口だけかぁ〜と思っていた矢先、15mほど沖に青虫を付けてちょい投げしていた竿先が動いた。合わせてみると魚の反応!久々に魚とのご対面だ!ちょこちょこ暴れるなぁ、アイナメか?と、巻き上げてみるが海面に映ったのは木の葉のような可愛いカレイ。待望の本命に逢えたのは嬉しいがこのサイズと、捨て竿(完全放置竿)に釣れたというので複雑な心境だった。
 相変わらず本虫やコウジを付けた3本の遠投竿には何のアタリもない。一度だけずっしりとくる重みを体感することができたけど、上がってきたのは巨大なナマコでした。
 それから2時間はまた膠着状態。アタリも無ければエサ取りもいない。エサ交換の為に上げた仕掛けに偶然ハゼが釣れてた、という程度である。あまりに連絡が無いので九スポを読みながら芋けんぴを食べていると、となりに置いてあった捨て竿が竿ごと動いた!ん?またお前か??次のアタリで合わせると・・・乗った!!カレイだ!しかもなかなか良型だ。たしかにいる!今度は丁寧にリールを巻く。数十秒後、海面に映ったのは30cm級の本命!!!よっしゃ!!慎重に岸に近付けて無事捕獲。検寸の結果はジャスト30cm。

 潮に関係なく夕マズメになると極端に実績の上がるポイントなので、かなり今後に期待が持てると俄然やる気が出てきたが、アタリはそれっきり。エサも無くなってきた18時30分に納竿としました。

 今日のカレイは軽い錘で近投し、引き潮の流れに任せて湾内から船の通り道を流すような感じで2匹とも連れました。(湾外に出た辺りでヒット)。どちらも引き潮4〜6分くらい。エサは青虫。結局、高いエサを付けて遠くに飛ばした竿は3本とも不発。ピンチヒッターとして起用された期待薄の安物セットの置き竿で本命が2匹・・・皮肉なもんだよね。ま、そこが釣りのおもしろいところかもしれないが。


天候 晴れ時々曇り
『本日の釣果』
中潮 満潮11:30
釣行時間 6:00〜18:30
場所 風早漁港
漁法 投げ釣り
エサ 本虫 1500円 青虫 500円 コウジ 4匹
塩漬け本虫
(前回の余り)
釣果 カレイ 2匹 30cm、17cm
ハゼ 4匹 15〜17cm
本日の1品
カレイのから揚げ&骨煎餅
カレイ30を刺身に。小さい方と刺身で残った骨の部分をから揚げにした。熱々のから揚げにレモンは最高!骨は二度揚げで酒のつまみに。
頭や鰭の部分がメチャクチャ美味い♪

ちなみにハゼもから揚げになりました。こいつもなかなかいけたけど・・・やっぱりカレイにはかないませんね。





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