釣行記 ’04

『夜の投げ釣り』

釣行日 2004.2.3

 今夜も夜釣り。カレイが夜釣りで釣れるという情報は本当なのか?と、やって来たのは元宇品のプリンスホテル・横。ちなみにここは初めての場所です。初めての場所で夜の投げ釣りは情報的にもリスキーだったかな?

 道中に釣具屋に寄り仕掛けを購入。餌は青虫、本虫、コウジの3種を用意し、3本の竿で遠近投げ分ける事にした。もちろん本命はカレイ、外道としてアイナメやクロダイ、マダイが釣れたらな〜なんて欲張りながら(笑)。

 20時30分に釣り開始・・・。なかなかアタリはない。ちょうど潮止まりと重なっていたので、今は辛抱の時間だろう、と自分を励ましながら待つこと1時間・・・。まだアタリがない。2時間、2時間半・・・。苦戦は覚悟の上だったが、こうなると弱気な疑問が湧いてくる。

 そもそもカレイというのは派手な仕掛けで誘き寄せるとおり、視覚に訴える部分も大きい。それなのに闇夜の真っ暗な海の底では昼間に比べて不利なのでは?しかも夜の投げ釣りでカレイを実際に釣ったためしがない。夕マズメに食いが上向いた事は何度もあったけど・・・。

 呆れるくらいにどの竿もピクリとも動かない。何度かアクションをかけてもコウジはもちろん青虫にエサ獲りすら食いつかない状況。ここには魚がいるのか?
 3時間が経つ頃にエサを交換しようと上げた竿にハゼが1匹だけ釣れていた。待望の魚だったけど・・・ハゼか・・・と、複雑な胸中。その後に続けば良かったんだけど全く釣れる気配が無い。堪忍袋の尾が切れる前にポイント移動。

 次にやって来たのは島の逆サイドにあるシーサイド病院前の防波堤。こちらも釣り雑誌には良く載っているものの、初釣行の場所である。小腹が空いてきたのでシーフードヌードルを食べながら釣り再開。海で食べるラーメンって何でこんなに美味しいんだろう?海ってどうしてこんなに癒されるんだろう?そして今日はなんでこんなに釣れないんだろう・・・?

 結局ここでも2時間、アタリも無ければエサも減らない。たくさん買った餌はこのペースだと2〜3年は持ちそうな気がしてきた。時間の経過と共にモチベーションもどんどん下がってきて、3時を過ぎたくらいからは「餌がもったいない」というだけの理由のために釣りをしている状態に。
 いっちょ景気づけにと飲んだビールがさらに眠気を誘い、いつの間にか爆睡する醜態までみせてしまった・・・。

 もう帰ろう・・・。明日は嫁とテニスの約束だ・・・と、中途半端な朝帰りをする口だけ番長であった。

 もう夜の投げ釣りは止めよう。だって釣れないもん。


天候 晴れ
『本日の釣果』
中潮 干潮1:40
釣行時間 20:30〜4:00
場所 元宇品
漁法 投げ釣り(夜)
エサ 青虫 500円 本虫 1000円 コウジ 4匹
釣果 ハゼ 17cm×1匹
本日の1品
ハゼの唐揚げ
新鮮なハゼを小麦粉オンリーで揚げてみました。大葉で包みポン酢をかけて食べると結構いけましたね!
前回と同じくこれ1匹だけだったので余計にそう思ったのかも(笑)。ハゼを美味しい美味しいと食べれるのも久しぶりだね(笑)。
それにしても大丈夫か?オレの釣りって・・・。





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