突行記 ’07

『第1回 魚突きキャンプ in日本海』
〜 1泊2日の単身キャンプ 〜
突行日 2007年 8月 5〜6日

 今年の単身キャンプin日本海のテーマはズバリ!!

   @ 孤独な夜を快適にエンジョイする(自炊はしない)
   A 魚突きではクエを捕獲 (60cm以上)
   B 日焼けをする (こんがりと)


 …の、以上3つ。

 初日はいつもの広島素潜ラーズ(アイシさん、はしけんさん、シュウさん)と合同突行し、夜は一人でテント泊。2日目は単独突行という流れ。

 今回は画像メインでレポートしまっす。


 
− 1本目 ポイント・EM −

キジハタ 51.5cm!!
 ベタ凪ピーカンな日本海。先日キジハタ58.0cmの自己記録を打ち立てたポイント・EMにて1本目の突行を開始する。台風通過直後にも関わらず、透明度はまずまず。エントリー直後は砂が巻き上がってほとんど見えなかったが、実績の高い沖磯周りは5〜6mと予想以上に澄んで見えた。
 魚影の方は若干薄目ながらも沖磯到着直後に良型のキジハタ(50cm弱)とバッタリ遭遇。いきなりの登場に焦ってしまい、余裕のシチュエーションにも関わらず、放ったヤスは頭部を掠めて痛恨のミスショット…。その後1時間は全くダメダメな時間帯が続いたが、ボウズ逃れにゲットしたキジハタ(37cm)を突いた後に、とある根の岩下を出入りする良型のキジハタを確認。何度か潜行と浮上を繰り返しながらチャンスを伺い、じっくりと時間を掛けながら『取り込み成功確立100%』の場面が来るのをひたすら待った。途中、潮の流れに負けて根を見失ってしまった時はちょっと焦ったが、十数回目の潜行にてワカメブラインドを利用して至近距離からのロックオンに成功。『100%』を確信したところでヤスを頭部に撃ち込み、勝負あり。約束の時間が迫っていたため、キジハタを抱えたまま急いでエキジットすることに。

 海から上がると、アイシさん、はしけんさん、シュウさんはすでにエキジット済みだった。ここではアイシさんが初の良型キジハタとなる47.0cmの個体をゲット。唯一キジハタを苦手とするアイシさんだったが、ここに来てようやくキジハタアイが開眼しつつある様子。シュウさんはイシダイを獲ったらしいが、サイズは未確認。そしてはしけんさんは…先日の飲みが尾を引いて、完全にグロッキー状態になってました。
苦手分野を克服!?
グロッキーで戦線離脱

− 2本目 ポイント AG −


 あまり人気の無い海水浴場の脇に、雰囲気の良さそうな磯場が広がる良い感じのポイント。初めて潜るポイントだったが、沈み磯の広がりがなかなか良く、ハタ等の根魚が好みそうな海底環境が随所に見られる。ただ、水深がMAXでも10m強と全体的に少し浅いのが難点。オレの経験上、MAX水深の浅い場所で大物の根魚って…期待できないんだよね…。

イシダイ58cm!グッジョブです!
 低い期待値はダイレクトにモチベーションにも現れてしまい、潜行意欲は1本目の3分の1程度。軽い気持ちで1時間半程潜ってみたが、やはりクエはおろかキジハタすら見ることが出来ず。。。イシダイに関しては50cmクラスまでは局所的に群れていたが、それ以上のサイズは確認できなかった。話題としては、エントリー直後に出会ったアイシさんがビックリするほど小さなマダイを突いていたり、さらにその15分後に出会った時には話のネタにもし難いような微妙なサイズのコロダイを突いていたり…、さらには「70cm超のマダイをバラしたぁ(涙)!」と言って大きなマダイの鱗を一枚だけ持っていたり…と、彼には大変驚かされされましたが(笑)。。。

 結局最後まで集中し切れぬまま、予定時間よりかなり早めに1番ノリでエキジット。早々とウェットを脱いでサンオイルを塗り、気持ち良く日光浴をしていると、しばらくしてシュウさんが上がって来た。ちなみにシュウさんはこの2本目で自己記録となる58cmのイシダイをゲット。いやー、今年はイシダイ40cmUPを目標にしていたのに、開幕早々に瀬戸内で目標をクリアした後は日本海でこのサイズですか…。ん〜。お見事としか言い様が無いですね。おめでとうございます!来季には4人で普通にバトルしてそうな勢いですね。

 しばらく記念撮影をしながらシュウさんと海の状況などを話していると、はしけんさんとアイシさんも一緒に海から上がってこちらへと向かって来た。オレ的には微妙な魚ばかり獲っていたアイシさんを冷やかすために、彼らの下へと歩み寄ったつもりだったが…


驚きの突果、マダイ82cm!!
 …ん…?

 …んぬぬっ!!??…
 
 …マ、マダイ!!!…


 正直なところ、今日のはしけんさんは1本目からグロッキーマンだったんで、突果的には全く期待してませんでした。…が、そんな彼の腰に、まぎれも無く正真正銘の大真鯛がぶら下がっているではないか!!

「うぉー!やりましたね!はしけんさん!」

と、声を掛けてみたが…、なんだか笑顔がパッとしない。喜んではいるものの、若干控えめな感じ。不思議そうに思っていると、アイシさんが横で笑いながら一言…。

「これ、オレがバラした真鯛(笑)」

 たしかにアイシさんが突いたという部位に穴が開いており、サイズも同サイズだと。。。

「まーじっすか(笑)!?」

 そこから始まったはしけんさんへの集中口撃。

デカイ!!
 実際のところ、アイシさんの一撃は致命傷ではなかったらしく、はしけんさんがそのマダイに遭遇した時も普通に泳いでおり、さらに突いた直後は引っ張り合いの末にラインブレイク ⇒ 追いかけて最後は押し棒でキルショット!…という大バトルを繰り広げたそうなのだが…。そんな事も知らないオレ達は、「もうマダイは死んでたんじゃないですかぁ??」「海底で横たわってたんでしょ?」「ラインブレイクも自分でナイフで切ったんじゃないですかぁ??」とか言いたい放題(笑)。海水浴客の見る中、大真鯛という勲章を持ってヒーローとして上陸する予定だったはしけんさん。エキジット後には一躍悲劇のヒーローに…。

 
疑惑の真鯛は炎天下に放置プレイ。
暑い夏の日差しの下に、大きな笑い声が響き渡る。一番良い魚を突いてきた勝利者が、何故か一番凹んでいた…。そんな現状が何だか可笑しくて溜まらなかった。もちろん、凄いことに変わりはないし、そうした運の要素も全てひっくるめて“魚突き”なんだから。オレの自己記録を1cm抜かれたことは正直悔しかったが、海でこんなに笑ったのは久しぶり。はしけんさんのマダイ自己記録、シュウさんのイシダイ自己記録更新の場にも立ち会う事が出来たし、個人的にはボウズでエキジットしながらも心のどこかで充実感を得る事が出来た2本目の突行だった。

 えっ?アイシさんのその後の突果が気になるって?

 ん〜(笑)。アイシさんはその後、極道サイズのキジハタを1匹追加してましたよ。。。


 − 3本目 ポイント・スタンドバイミー −

 線路を渡り、山道を抜け、かなり良い感じの磯場へと到着。ポイント探しに時間を取られてしまい、約1時間限定のラストダイブとなった。

 MAX水深は15m以上。沖合いの海底は砂地ベースだが、岸壁から2〜30m沖まではアップダウンの激しい沈み磯が連なり、潮当たりも良い根には小魚が数多く群れている。1時間限定というのが悔やまれるくらい、じっくりと攻めたいポイントだった。30cm級と小振りではあるがカンパチの大きな群れが回ってきたり、良型のイシダイがフラフラ〜とやって来たり…。大物の予感も十分感じ取ることができた。最後の最後で若干太り気味な50cm弱のクエを1匹だけ見ることが出来たが、真正面からロックオンしながら考えた結果、「このサイズを獲ったらアイシさんに何言われるか解らないなぁ・・・」と思い、捕獲を躊躇。ところがその直後に出会ったアイシさんの腰には極悪サイズのマイクロクエが…。

 今日のアイシさんは…どうかしてるぜ…。

 なんだか悶々とした気分のまま、時間切れでエキジット。アイシさんの「魚突きはサイズじゃない!魚種だ!」という迷台詞がやたらと印象に残ったこの日のラストダイブでした。

アイシさんとはしけんさん
どっちが獲ったか解らない表情です(笑)。
4人の全突果
誰だ!あんな小魚を突いたのは!!


 − 夜の部 −

誰も居ない海水浴場で…。
 はしけんさん達と別れ、寝床を求めて車を走らせることに。ちなみに1本目で獲れたキジハタはクロネコヤマトの宅急便に託し、友達の家へと送り届けた。というわけで、今夜は外食。テント泊だが、自炊は一切しない。1泊2日という限られた時間の日本海遠征。自炊に労力を費やすならば、クエを獲るために突行に集中したいというのが今回のコンセプト。

 19時前に宿泊予定地のとある海水浴場に到着し、まずはテントを設置する。そしてブラブラと誰も居ない浜辺へと素足で繰り出した。綺麗な夕日を写真に収めたかったが、残念ながら雲が邪魔して夕日は見れず。。。一日の労を癒すため、「ふぁぁ〜!」という大きな溜息と共に砂浜に大の字になって寝転び、徐々に薄暗くなっていく空と海を見ながらしばらく物思いに耽ってみた。

 仕事のこと。家庭のこと。友達のこと。海のこと。

 人生楽あれば苦ありなんだよね。

 楽しい時もあれば、面倒な時も嫌な事もたくさんある。

 考え方だって人それぞれ違うし、何が正しくて何が間違っているかは、答えが出る時も出ない時もある。

 一つ一つ悩んでいたらキリが無いけど、常に自分の中ではベストの選択をしていきたいと思うからこそ、悩んでしまう時もある。

 そんな時は、海で“ぼーっ”とするのが一番。

 海は大きいよ。ほんとに。

 自分の悩みなんてミジンコのうんこみたいなもんだと気付かされる。

 そして、いつの間にかテンションも↑↑。

 さぁ、明日も…がんばるぞ!!

今夜の寝床
「なかなか快適でした♪」
ラーメン&餃子定食
「店員さんがべっぴんでした♪」


食後の夕涼み
「発砲スチロールの中には…」
テント内での一コマ
「この孤独感が堪らなく好き。。。」


− 2日目 −


 散歩中のおばさん達の話し声と、近所の犬の鳴き声で目が覚めた。時計を見ると、まだ7時過ぎ…。なかなか寝袋から離れる事は出来なかったが、いつまでもダラダラするのも時間が勿体無い。軽めに朝食を取り、テントを片付けていざ出陣。今日こそは…クエ!獲るぞぉぉ!!


 
− 1本目 ポイント MS −

 空は曇っているが、風は無く、波も穏やか。ここは今年初めて足を踏み入れるポイントだが、過去にはクエの目撃例も捕獲例もあるため、期待値はかなり高い。

 8時00分 準備も早々に突行を開始する。

 まずはまっすぐ沖に泳ぎ出て、正面にある沖の離れ磯にて根魚探しに勤しんでみた。沖磯周囲の透明度は10m前後と申し分無い。7〜8mの海底に潜むカサゴの姿まで楽に確認でき、水平方向でもかなり遠くを泳ぐスズキの群れに気付くことができた。魚影もまずまず良い感じ。

「今日は一仕事できそうな気がするなぁ・・・」

 初っ端からそんな気にもさせられるほど、雰囲気も良かった。

 
恐るべし漁師密度
ところが突行開始から15分…。

 ふと耳に聞こえるエンジン音…(汗)。

 ちょっと気になって水面から顔を出してみると…漁船登場!しかも素潜り漁師ぃぃぃ〜(涙)。

 最初は気にせず潜っていたが、30分の間に漁船(in素潜り漁師)が4隻も現れたため、さすがに居辛くなってエキジットを選択。とりあえず注意されるまでは潜り続けても良かったのだが…あの漁師密度の中での魚突きは精神的に良くないでしょ。


 − 2本目 ポイント・HP −

 このポイントを選んだ時点でこの遠征のテーマである「クエ狙いでの突行」は残念ながら終了となった。何故ならここは、海水浴場だから…。かなり離れた沖には離れ磯もあるが、クエが居着くほどの雰囲気を持った磯ではない。

…というわけで、ここからの狙いはヒラメ&マゴチ。海水浴場の管理人に「邪魔にならないよう潜らせて頂きます」と一声掛け、エントリーを開始した。

 ここでの透明度は5m程度。台風通過によるウネリが若干残っており、それにより底砂が微妙に動くため、海底での捜索活動は困難を極めた。1時間近くが経過しても、ヒラメやマゴチのシルエットは1匹たりとも確認できず。マゴチのダッシュした後の窪みや、シタビラメの這った形跡も、ウネリにより全て掻き消されている状態。さすがにこんな状況ではモチベーションが維持できないため、漁場を沖磯周囲へと移して気分転換を図ることに。

 沖磯周囲の透明度は7〜8m。イシダイやイシガキダイ、メバル等の魚影はかなり濃いが、サイズがどれもイマイチで、ヤスゴムを引いて構えるほどの魚はなかなか現れない。キジハタも35cm程度の個体を1匹確認したのみ。痩せ細ったスズキや、微妙なサイズのコショウダイ、クロダイ、コロダイは潜るたびに顔を見せてくるが、大物の匂いは一切感じ取ることができず。礒場と砂地の境界で60cm弱のマゴチを1匹だけ確認することが出来たが、ヤスを向けている最中に逃げられてしまった。

 開始からはすでに2時間が経過…。

「今日はこのままボウズなのか??」

 そんな雰囲気も漂う中で、海底を眺めながら中層付近を泳いでいると・・・

「ブォッ…」

 という地響きのような短いダッシュ音が、突如オレの耳に飛び込んできた…。

「どうせまたコブダイだろ?」…なんて軽い気持ちで音の方向に視線を移すと、そこにはヒゲダイ(30cm弱)の群れが10匹程度。そしてその群れの横にはかなり大きなキジハタが1匹、低速で遠ざかって行くのを確認する。キジハタのサイズは…55cmクラスか?今までキジハタのダッシュ音を聞いたことが無かったため、それがキジハタによる“音”かどうかは分からなかった。いや、冷静になって考えると、キジハタにしては大き過ぎるダッシュ音だったのかもしれない。しかし、その時のオレにはそんなことはどうでも良かった。キジハタのシルエットを確認した瞬間、吸い込まれるようにキジハタの後を追いかけている自分がいた。沈み岩の間を縫うように逃避行を続けるキジハタに対し、見失わないよう…そして警戒心を煽らないよう、音を立てずにゆっくりとしたフィンキックで尾行を開始する。オレの狙いとしては少し泳いだところで逃避行を止め、こちらを振り返ってホバリングor岩下への逃げ込みを期待していたのだが、一向に止まる気配が感じられない。祈りながら追い続けた結果、最初は5mほど離れていた距離が徐々に詰まり、数秒後には3mほどになっていた。

「あともう少しだ…。」

 しかし、ここからが難しい。そして苦しい。少しずつ距離を詰めているようで、キジハタもしっかりこちらとの間合いを測っているようにも思えた。

「やべーなぁ…。これは獲れないパターンかも…。」

 そろそろ息止めの時間にも限界が近づき、“一旦浮上”という文字が脳裏を過りはじめたそんな時…、海と地形はオレにチャンスを与えてくれた!

 キジハタの前方に、不自然にせり出した岩肌が出現…!

 そこに向かって一直線に近づくキジハタ。

 静かに追いかけるオレ。

 逃げるキジハタはせり出した岩肌の横をすり抜ける。

 …(ニヤリ)!

 予測通り、キジハタが岩肌を抜ける際、僅かな時間だが完全に死角となる時間が生まれた!

 その瞬間を逃さず、フィンダッシュで一気に突進!

 次にキジハタの姿を捉えた時は、射程圏内ギリギリのところだった。

「態勢は後ろ向き。強引に撃つ?待つ?撃つ?待つ?…。」

 ほんの一瞬悩んだが、これが最初で最後のチャンスなような気がしたため、半分ヤケクソになりながらも気合いと共にヤスを撃ち込んだ!!

「うぉりゃー!!
スジアラのようなキジハタ

 無理な体勢から撃ったにも関わらず、ヤスは左腹部(尾側)から右側の胸鰭付近を貫通!キジハタはラインを伸ばしながら激しく暴れて抵抗したが、しっかりとチョッキが効いていたためバラす気はしなかった。勝負あり。ラインを強引に手繰り寄せ、ガッチリと鰓の付け根を掴んで海面へのウィニングラン。ちょっとブサイクな獲り方をしてしまったが、まずは何より捕獲できたことに一安心。達成感に浸ることもなく、ナイフにて鰓を抜き取り、ストリンガーに魚を通して次なる獲物を狙った。
※後の計測でこのキジハタは自己記録を上回る60.5cmの大物であることが判明したのだが、体高の低いスレンダータイプだったため、この時は本気で“55cmくらい”にしか思っていなかった。もしこの時点で60cmを超えていることに気付いていたら…、その時点でこの日の突行は終了していただろう。

ついに達成!キジハタ 60.5cm!!
 その後は砂地の魚を求め、マゴチに逃げられたエリアに戻って再探索。その結果、何とかヒラメを1匹だけ発見し、至近距離から頭部を狙ってサクッとゲット。サイズは40cmと小振りながらも、我が家の食卓では最も喜ばれる(歓迎される)魚だけに、喜びも一入。さらにその10分後には潮当たりの良いとある沈み岩周囲にて50cmクラスのキジハタを確認。簡単に獲れそうな雰囲気だったが、すでに大型の個体が確保できているためあえて深追いはせず、逃げ込んだ岩下の位置と形状だけを頭にインプットし、次回突行時へのお楽しみということでスルーを選択。その後は目ぼしい魚に出会うことなく、予定終了時刻に合わせて2日間の魚突きキャンプが幕を下ろしました。

 残念ながらクエは獲れなかったものの、思いっきり遊んで、思いっきり笑って、そして最後は自己記録樹立と共に美味しい海の幸に有り付くことができた最高の2日間。ビールを片手に浜辺で過ごした孤独な夜も、一人で食べたラーメン定食も、全てが忘れられない良い思い出になった。キジハタに関しては捕獲時よりも、メジャーを当てた時の方が興奮したのは言うまでも無い。とにかく最後の最後まで楽しかった。また来年、家庭内での自分の立場はさらに苦しくなるかもしれないが、これだけ楽しいことはそう簡単には止められない。来年のキャンプが、今から楽しみです。




【考えさせられる一枚】

帰宅後にて。キジハタを解体中、キジハタの口の中から出てきた一つの釣り針。針の周囲には腐敗した餌が付着しており、その歴史と釣り人とのドラマが伝わってくる…。
このキジハタを取り込めなかった釣り師は、その時どんな思いをしたのだろう?一体何が掛ったと思ったのだろう?相当引き込んだのではないか?そしてその時このキジハタは、どんな思いで岩陰に逃げ込んだのか?
いや〜、ホント凄い。全てがあって、今がある。やっぱキジハタも60cmまでなると、いろいろな修羅場を通ってきたんだな。




場所 日本海某所
− 8月5日 突果写真 −
天候 晴れ
海況 風速2m 波1.5m
小潮 干潮 11:00
透明度 6m前後
潜水時間 8:30 〜 17:00
最大水深 15.5m(25.0℃)
ヤス 3.2mチョッキ銛
フィン エスカペ
突果 キジハタ 51.5cm 37.0cm  

場所 日本海某所
− 8月6日 突果写真 −
天候 曇り 一時雨
海況 風速2m 波1.0m
小潮 干潮 13:30
透明度 6m前後
潜水時間 8:45〜15:45
最大水深 13.6m(25.4℃)
ヤス 3.2mチョッキ銛
フィン エスカペ
突果 キジハタ 60.5cm (自己記録)
ヒラメ 40.0cm




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