釣行記


『青ヤス突行』

突行日 2005.4.13


2週間ぶりの海。前回に引き続き、にいさんとの山口遠征です。今回の遠征のテーマは青ヤスでのメバル狩り。ノルマには固執せず、青ヤス片手に初心に戻って楽しむことを目的として、メバルの1級ポイント・最果ての岬へと車を走らせました。

■ 1本目(最果ての岬)

現地到着は予定通りの午前9時。晴天&ベタ凪という絶好の突き日和の中、手早く準備を済ませてエントリーを開始。水温は12℃弱と、この時期にしては若干低めだが、透明度は申し分なく、5〜6m先の海底は楽に見渡すことができました。今回は青ヤスでの突行につき、チヌやスズキは捕獲対象に無いため、ホンダワラ付近は通らず海岸伝いに浅場の砂地を捜索しながら、大岩の散在するメバルポイントを目指すことにしました。

今更言うまでも無いですが、今日も砂地では何の収穫も得ることができず・・・。砂底の浅場で確認できたのは、丸々太ったフグばかりで、稀にチヌに出会う程度。ノッコミ間近で警戒心がやや薄れてきたとはいえ、青ヤス片手に障害物の無い砂地で簡単にチヌが獲れるほどオレのスキルは高くない。砂地のエリアを抜けた後、小石混じりの海底にて偶然出会ったマダコを2ハイ捕獲してとりあえずオカズを確保。そのまま10分程泳ぎ続け、目的の岩場へと到着しました。

大岩に群がるメバル達。その中でも20cmを超える黒メバルは警戒心が強く、こちらに気付くなり一目散に岩穴or岩下に逃げ込んで行く・・・。前回はこれで少々悔しい思いをしたのだが、今日の漁具は短く手返しの良い青ヤス。穴撃ちし放題である。ところが、だ。メバルが逃げ込む岩穴の形状は狭い上に複雑で、運良くロックオンできても他の小魚がちょろちょろと邪魔をして、思うように穴撃ちが出来ない。結局30分近く粘って獲れたメバルはたったの3匹。こんなはずじゃなかったんだけど・・・。瀬戸内の岩穴はスケールが小さ過ぎるよ。(←言い訳です・汗)

海から上がるとにいさんはすでにエキジット済み。前日は深夜遅くまで飲んだのが堪えたらしいが、突果はマダコ、メバル・・・、カレイ。カ、カレイかぁ・・・。前回に引き続きまたまたカレイっすよ!羨ましい〜。っていうか、何でオレには見えないのさ!?

■ 2本目(ピンクの白衣ポイント)

車を10分程走らせ、とある海水浴場へ。砂浜オンリーで完全にカレイ狙いの2本目でしたが、2時間近く探し回って1匹も見つからず。その後、近くのテトラに救いを求めてみたが、ここでも目ぼしい魚には会えませんでした。

結局にいさんより一足先に手ぶらでエキジット。その後オレに話し掛けてきた通りすがりのおじさん曰く、「ここらは地形的にもカレイは少ないよ。だから釣り人もほとんど来ない。」との事。こういう情報はどうせなら潜る前に言って欲しいですよね・・・。

しばらくしてにいさんもエキジット。さすがのにいさんもこの魚影ではボウズだろうと思ったのですが、腰にはなんと良型のカレイとスズキ!獲れる人には獲れるのか・・・。見える人には見えるのか・・・。さすがMr.砂地、これにはマジで脱帽しましたよ!

‐本日の総括‐

久し振りの青ヤス突行は、想像以上にもどかしかったですね。最初にチヌに向かって撃った時はヤスがまったく届きませんでした(笑)。ただ、無駄な時間を過ごしたとは思いません。それはそれで本当に楽しかったですよ。たまにはこういうのもアリかなって思いましたね!


場所 山口県某所
『本日の突果』
天候 晴れ
海況 風速8m 波高50cm
中潮 満潮 10:00
透明度 6〜8m
潜水時間 9:30〜14:15
最大水深 5.6m(11.7℃)
ヤス 青ヤス(1本目) → 3.2mチョッキ銛(2本目) 
フィン エスカペ
突果 メバル 3匹 24〜21cm
マダコ 2ハイ(中・小サイズ)
右下のカレイはにいさんの突果です。
本日の食卓
写真はカレイの骨煎餅です。
羨ましそうにカレイを見てると、にいさんがカレイを1匹下さいました(笑)。久々食べる骨煎餅はマジで最高!刺身よりも美味いから不思議です。頭から背骨まで余すところなくいただきました。
今度は自分で獲りたいですね!!
にいさん、ご馳走様でした〜♪





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