釣行記


『ウマヅラな一日』

突行日 2005.2.6


ついに極寒の2月へ突入しました。オレ達瀬戸内素潜ラーにとっては最も厳しい季節の到来です。暦の上では一応春らしいのですが、海ではとてもそんな気持ちにはなれませんよね。

今日は半年振りに再会した“つるぼう”と久々の魚突き。広島の寒チヌを狙うべく、ポイントには前回から引き続きFGを選択しました。

■ 1本目(ポイント・FG)

風も無い穏やかな日曜日ということもあってか、ポイント周囲には釣り人が数名。近場のポイントへの移動も考えましたが、邪魔にならないよう注意してエントリーすることに。

13時45分、突行を開始する。ちなみに今日からベスト(3mm)を着用したため、低水温にも関わらず、かなり快適な潜り出しとなりました。ポイント周辺の透明度は平均して4〜5m。いつもならこれだけ見えれば十分なのですが、今日は魚影の方がイマイチ。その上チヌの警戒心がいつもより幾分高く感じましたね。全く寄らないし、全く寄れない。しかも単体での出現が少なく、ほとんどが数匹の群れを組んでいるため、そのうちの1匹にでも見つかるとオールダッシュで全員逃亡・・・。そんなこんなで今日は最後までチヌが獲れる気がしませんでした。惜しいシチュエーションは何回かあったものの、逃げられて悔しくなる程のものではなく、わりとあっさり現実を受け入れることが出来ました。

終始その状況を打開できないまま1時間が経過。とりあえずウマヅラ2匹を腰にぶら下げて一旦上陸としました。

軽装のつるぼうは寒さに耐えきれず、ウマヅラ片手に一足先にエキジット済み。そんな状況下でも2本目を決行したってのはホントに良い根性してると思ったよ。やっぱ男は根性だな(笑)。

■ 2本目(ポイント・FG)

目標をカレイに切り替え、ひたすら砂地と睨めっこ。ウォーリーを探すよりも難しいカレイの捜索は、今日も難航を極めました。砂地の斜面と適度な潮の流れ、カレイの好む条件は整っているのですが・・・、結果はいつもどおり。居付きのウマヅラを2匹追加してそそくさと引き上げました。


■ 本日の総括

今日の結果はウマヅラオンリーという微妙な一日となりました。まぁチヌは良いとしても、問題はカレイですよ。魚突きを始めて数ヶ月の頃は砂地に行けば比較的コンスタントに見れてたんだけど、ここ一年以上はさっぱりですね。手のひらサイズのカレイで良いから獲りたいと思う今日この頃です。



・・・本日出会った捕獲対象魚達・・・
クロダイ30cm〜50cmまでを20匹程度 メバル少・多 ウマヅラハギ40cm弱までの群れ(20〜30匹)を2、3回
スズキ 50cm前後のハネサイズを3匹(遠目で) 



場所 FG
『本日の突果』
天候 晴れ
海況 風弱く ベタ凪
中潮 干潮 13:30
透明度 3〜5m
潜水時間 13:45〜16:00
最大水深 8.7m(11.0℃)
ヤス チョッキ銛 3.2m 
フィン ワープフィン
突果 ウマヅラハギ 30cmオーバー×4匹
下列・ウマヅラ&メバル×3匹…つるぼうの突果
本日の食卓
どちらかといえば失敗作。見た目も下品。
軽く塩を振り、時間を置いて肝を固めた後、オリーブオイルでじっくり焼いたまでは良かったのですが、肝から脂がドンドン流れ出してかなりオイリーな食べ物に。白ワインをざっとかけてごまかそうとしたが限界がありましたね。。。
出来上がりはポン酢をかけたら意外にあっさりしてて、食べれない事も無かったのですが・・・。要改良ですね(笑)。
ウマ肝ステーキ





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