釣行記


『相変わらずの激濁り』

突行日 2004.9.26


今日も2時間限定の魚突きです。
広島のイシダイポイントを探すべきか、それとも確実にウマヅラを獲りに行くか・・・。前日の夜まで迷っていましたが、「イシダイよりもウマヅラの薄造りが食べたい」という嫁の一言が決め手となり、結局いつものポイントへと向かいました。

ここで問題なのは台風18号以来すっきりしない透明度。現地に到着してまず海を見ました・・・ん?前回よりは澄んでいるのでは?・・・と、ほっと胸を撫で下ろしたのもつかの間。実際に海に入ってみると良い所でも2m見えません。今日も白濁とした海での魚突きがスタートしました。

今日は濁りと共にもう一つ気になることがありました。それは水温です。なぜだか今日はやたらと水が冷たく感じます。特にお尻の部分。気になってお尻に手を当ててみると、股間からお尻の割れ目に沿って15cmほどウェットスーツに亀裂が入っているではありませんか!「何故?いつの間に?」しかし考えたところで破れているという現実は変わりません。最初は気にせず潜っていましたが、ジャックナイフをするたびに穴が少しずつ大きくなり、それを十数回続けて潜っているとついにウェットの裂け目がお尻の割れ目よりも長くなってしまいました。アンダーウェアを着ているから良いものの、もし全裸でウェットを着ていたら、プリッと半ケツ丸出しの際どいファッションスタイルです。

・・・話を魚突きに戻しましょう。

結局このポイントでは我慢して20分程潜りました。透明度に加えて魚影の方も薄々で、モチベーションはやや低め。5〜6m潜って待ってみても寄って来るチヌは20cm前後。抹茶ミルクのようなスクリーンに40cmクラスのシルエットが映ったのはほんの数回でした。ちなみにヤスを撃ったのは1回だけ。ヤス先1mのところまで寄って来たチヌを横から完璧に捕らえて両エラ貫通。サイズは37cmとやや小振りながらも、身はしっかりとしてなかなか美味そうな個体でした。結局チャンスらしいチャンスはその1回きり。ここで2時間潰すのは勿体無いとの考えからポイント移動を選択し、早々と引き上げることにしました。

2ポイント目に選んだのはポイント・CC。ここは潮の流れが速いため、透明度もそこそこ回復しているのでは?と期待したのですが・・・、残念ながらたいして変わりませんでした。ただ、小魚の魚影はポイント・AAに比べてかなり濃く、メバルやカサゴ、ギザミ、クジメ等は20cm前後と、比較的良型揃い。チヌは30cmクラスまででしたが、何か熱いモノを感じさせるポイントでしたね。やや遠浅ではありますが、岩あり、砂あり、流れありと、広島には珍しくいろんな魚種が期待できます。釣りでは近くでマダイ等も上がっているようですし、もう少し透明度が高くなったら再調査しましょう。

結局2ポイント目はゴムを引かずにカサゴを2匹突き刺して捕獲(手突き)し、30分弱で撤収しました。

※文頭にあります

>>広島のイシダイポイントを探すべきか、それとも確実にウマヅラを獲りに行くか・・・。
この世界に確実という言葉はありません。僕達はどんなに足掻いても自然界には逆らえません。とにかく調子に乗ってあまり大きな事を言わないことですね・・・(涙)。

それにしても最近パッとしない瀬戸内海。もしかしたら我がホームポイント・AAは今シーズンは潜れないかもしれませんね・・・。





場所 AA CC
『本日の突果』
天候 曇り
海況 風弱く 波高50m
中潮 干潮 14:30
透明度 1〜2m前後
潜水時間 11:15〜13:00
表面水温 26.4℃
最大水深 7.8m(26.8℃)
ヤス 2又手銛 2.7m 
フィン ワープフィン
突果 クロダイ 37cm
カサゴ 2匹
本日の食卓
【左:チヌマヨ】  【右:カサゴの酒蒸し】
今日はチヌ料理。ただ、この季節にメインを張るにはちょっと荷が重いか?というわけで刺身は今日も歯応えを残すために皮付きにしてみた。それからマヨ焼き。これは不味くは無いが失敗作の部類に入りそうな一品。スライスした玉葱の上にチヌの半身を乗せ、その上にマヨネーズと葱をかけてオーブンで・・・。何かが足りない。カサゴの酒蒸しは美味かった。熱いうちにザッとポン酢をかけて・・・♪





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