釣行記


『イシダイは何処へ?』

突行日 2004.6.20


今日は昼過ぎから親父と嫁と3人で海へ行くことに。台風6号の影響もなく、海は快晴のベタ凪。船で沖まで出るとなると、狙うはやはり先々週にオイシイ思いをさせてくれたイシダイ!今回は開拓を兼ねて、前回実績を上げた無人島へと向かった。

さっそく島の周囲を探索開始。同時に親父と嫁は島の端の方で船の上から釣りを始めた。今日は中潮のわりには潮の動きがよろしくない。台風の影響なのか?いつもどおりに白濁した海の中は殺風景な空き家状態で、たまにギザミとフグが顔を見せる程度。前回のイシダイ3連発は何かの間違いだったのか?10分ほどして水深4mくらいのところでホンダワラの陰に隠れたチヌ40cmオーバーを発見。とりあえずチヌは記録的なサイズでない限り、秋までは手を出さないことにしたので、ここではスルーを選択。美味しくなったら帰ってきてもらいましょう♪

その後もイシダイ探しは続く。運が良いのか悪いのか、30分以上泳ぎ、島を半周した頃に1匹のマダコを目撃。穴の中に居るわけでもなく、岩の上でじっとしている。こんな状況なら捕獲は超簡単。突いて掴むだけだ。美味しい食材を難なくゲットです♪しかし、獲ったタコを入れる網を持ってきていなかったので、船にタコを置きにもう一度来た道を泳いで帰ることに・・・。

無駄に体力を使ってしまった。またこれから何十分も泳ぐことを考えると開拓する気も失せてくる。潔く今日の開拓は諦めて、前回イシダイをゲットしたポイントへと向かった。ところが今日はここでも魚影が薄い。チヌは多少寄ってくるが、肝心の縞模様は1時間近く粘っても姿を現さず。船の上でも親父と嫁は大苦戦。1時間以上経ってもフグしか釣れていない様子。やはり潮が相当緩いのか?マダコだけでも良かったが、リクエストに応えてウマヅラを獲ることに。他の魚はいなくてもウマヅラならいくらでもいる。5回潜って5打席連続ヒット。しかもどれも頭撃ち・・・とは言ってもこの時期のウマヅラの肝は商品価値の無いものがほとんど。ドス黒くなり、大きさも縮んでしまって、とても美味しそうとは思えない。

とりあえず船に上がって場所移動。親父に面白そうなポイントまで連れてってもらい、潜ってみるも、目ぼしい魚は何一つ居らず。船の上から見た雰囲気はかなり良かったんだけど・・・。結局ウマヅラを3匹だけ追加した後、台風に備えて船を一時避難させるため、今日は早めの納銛としました。

今日は最低でもイシダイを2〜3匹は獲れるだろうと楽観視していたが、蓋を開けてみれば大誤算。ここまでの玉砕気分を味わうのは久しぶりだ。データ的にも不可解な点は残る。2週間前と全く同じ中潮の、引き潮からのスタートにも関わらず1匹も出会えないなんて・・・。いったい次はどの潮を狙っていけばいいのか?明日からくる大型の台風の影響と考えて無視していいものなのか?ウマヅラの数は前回と変わらなかったけど、チヌやスズキはかなり少ない上に寄りも悪かった。これも何か関係があるのか?う〜ん、まったく解らねぇ。本来自然とはそういうものなのかもしれないが・・・。




場所 MJ
『本日の突果』
天候 晴れ
海況 風弱く ベタ凪
中潮 満潮11:00
透明度 2〜4m
潜水時間 14:30〜16:15
表面水温 23.5℃
最大水深 9.0m(21.6℃)
ヤス 2又手銛 2.7m 
フィン ワープフィン
突果 マダコ 1.5キロ
ウマヅラハギ 8匹 38cm〜
本日の食卓
【左:タコの刺身】  【右:ウマヅラの薄造り】 
タコのサイズは1.5キロ。このくらいが一番美味しいサイズなのかもしれないね。活きの良い茹蛸の刺身は甘さも歯応えも抜群。ウマヅラの薄造りは薬味を入れたポン酢で今日も美味しくいただきました。残りのウマヅラは天ぷらに。手軽にできる天ぷらは季節を問わず、上品な味を食卓に届けてくれます。





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