釣行記


『偵察部隊』

突行日 2003.12.14


今朝は1週間後(20日)の島根医大魚突きサークル・銛部広島遠征のポイント選定のために、偵察部隊として出動することになった。偵察とは言っても開拓ではなく、現地での魚影調査といったところかな。今日もまた単独突行ではなく、ご一緒してくれるのはボラ男師匠と高知出身の元漁師・火熾し担当のブッチャさん。この寒い時期に、海から上がった直後の焚き火はホントにありがたいよね。

朝9時にポイント近くの駐車場に待ち合わせのはずが、家からの道中で高速道路の上りと下りを乗り間違えたオレは痛恨の遅刻・・・、すみません。

数分遅れて到着、荷物を師匠の車に乗せて出発!

ポイントの偵察条件として
 @ エントリーポイントが火を熾せるくらいくつろげるスペースを持つ
 A 魚影・魚種が豊富
 B 透明度がある程度保たれている
 C 浅場〜深場まで広範囲での漁が可能
・・・いろいろある中、とりあえず全ての条件を満たしていそうなポイント『ON』を選択し海中調査を開始する。

潜ってみると季節のせいか透明度が少し回復しつつある事に気付いた。嬉しい情報だね。この辺りでこれだけ見えるのはほんと久しぶりだ。そして肝心の魚影は・・・、濃い!濃過ぎる!特にメバルは水深を問わずいたるところに群がっていて、数にして数百匹は確実である。そしてチヌは浅場(3m〜)に良型がそれなりに揃い、5m以深では80cmクラスのコブダイを数匹目撃。加えてカサゴやアイナメ、良型のメジナ、ベラ等見ているだけでなかなか楽しめる。
・・・が、しばらくすると漁船がポイント付近にやって来て、いきなり刺し網を降ろして行ったのである(涙)。こんな所で刺し網を降ろされたら、オレ達はたまったもんじゃねぇ〜ぞ。ちくしょ〜!!

1時間が経過、結局ヤスは1回も撃てなかったなぁ〜と思いながら陸に向かって海面を泳いでいると、水深3〜4mの海底を泳ぐ2匹のチヌを発見!1匹はすぐに逃げたが、もう1匹は近くの小さな藻の塊に入ったままモジモジしているぞ!?撃ってもいいのか(笑)!?・・・って感じに藻の塊に向かってヤスを撃つ&そのままソッコーで押さえ込み!だいたいこの辺かな?と適当に放ったヤスは、目玉くり貫きの残酷ショット。。。

ま、とりあえず1発1中って事でボウズも逃れてほっと一安心。

海から上がるとブッチャさんが火を熾して待っててくれた。暖かく、そしてありがたかった〜。
師匠はメバルを15匹くらい突いてたかな。この後は車で陸からの視察をしてみたが、ON以上の目ぼしいポイントは見つからず。

・・・という事で、20日はポイント・ONで暴れるぞ〜!!

PS.師匠、昼御飯ご馳走様でした!それにお土産までいただいて・・・。ありがとうございます。
ブッチャさん、高知へ行った時は是非よろしくお願いしますね!またゆっくり話を聞かせてください!





天候 晴れ
『本日の突果』
透明度 4m
潜水時間 10:30〜11:30
中潮 満潮13:30
表面水温 16.0℃
最大水深 7.8m(16.3℃)
場所 ON
突果 クロダイ 35cm
本日の食卓
【左:味噌汁】 さすがに良いダシが出るよね!カボスがそれをさらに引き立てます!
【右:漬け茶漬け】 余った刺身の行き先はいつもこれ!っていうかこれが食べたいために余らせてない?身は半身ずつ刺身とカルパッチョになりましたが、やはりこの季節から味が良くなってきましたね。これからが楽しみです。





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