釣行記


『イメトレ不足』

突行日 2003.12.7


夜の気温は寒い時には氷点下。山間部ではスキー場もオープンし始めたというのに、どうしてこんな季節まで潜ってんだろう(笑)。新婚旅行を挟んで3週間ぶりの突行になったが、この時期はブランクが開くと身体が水温の低下に付いていけずに相当ツライ!

今日もはしけんさんとご一緒することができた。はしけんさんは新ヤスを引っさげての登場!ゴルフシャフトとオールステンパイプを組み合わせた両羽根式の2本継、見た感じかなり完成度は高そう!そしてオレは先日購入したロングフィン・エスカペッツJBの初試乗!結果的に強がりを言っているようだけど、今日のメインはこのロングフィンの浸水式だったんだよね!魚突きは二の次ってことで・・・(苦)。

朝9時30分より、場所はいつものポイント・AAで。風はかなり強かったけど、やはりここは瀬戸内海。波はほとんど出ていない。

海の中はホンダワラが生い茂り、そのジャングルが行く手を遮るもここがメバル達の住処であり、またこれを利用して魚に気付かれず近付いたりもできる。無くてはならない存在ではあるが、やはり泳ぎ難さは尋常ではなく、相当うっとうしい。

ターゲットは一応ウマヅラとチヌ。今日もウマヅラがたくさん居たなぁ〜。とりあえず今夜のオカズにと良型を2枚ほど間単にキープし、その後にチヌ探し。しかし姿は見えるものの一向に寄ってくる気配がない。40cmオーバーのチヌも数匹見かけたが、まったく寄らない。ポイントを少し変えてみてもそれは同じだった。一度だけ50cmクラスのチヌがオレの身体の真横(距離にして1.5m)まできて5秒ぐらい立ち止まっていたが、急に大きな動きをするとビビッて逃げられるだろうと考えウジウジしてたら優雅に逃げられてしまった。その後姿は「お前、情けねぇ〜な〜」と言ってるようで、かなり悔しかったですね。

今日に限らずだけど、数週間のブランクが空くとどうも感覚が鈍っていけない。間合いの取り方や撃つタイミング、いわゆる『直感』が思うように働かないんだよね。これは経験不足とイメトレ不足からくるものかな?好調時なら獲れていたかもしれない場面に、今日も何度か出くわして悔しい思いをした。

結局今日は一度もチヌを射程に入れることができず、その後もヤスは撃てずじまい。この場所にしては珍しい20cmを超えるメバルが2匹で絡み合ってるのを見たが、それも角度的に撃てず。30cm程度のアイナメにはヤスを向けただけで逃げられ、ウマヅラは数はそれなりにいるものの寄りが悪い。オレは魚に嫌われちまったのか?このままでは食卓が寂しいと、根性でウマヅラを2枚追加。1時間を過ぎると寒くて震えてきたので、今日は早々と撤収することにした。

ちなみにはしけんさんは密良会のウマヅラ記録を更新!サイズは38.5cm!誰かが40cmの壁を超えるのもそう遠くないかもね。

5mmのウエットスーツがこの1年でかなり保温力を失ってきた。サーフィン用のウエットをダイビングに使うとこうなるのか(涙)。でもこれを買う時に相談した店員はかなりデカイ口をたたいて「数年は絶対大丈夫、真冬でも楽勝!もちろん素潜りにも使えます!」って言い切ってたのに・・・。何も知らない初心者に知ったかぶりの店員ほど怖いものはありません(涙)!

ちくしょ〜!!ロクハンが欲しいなぁ!!!

あっ、ロングフィンは良かったよ♪でも今回はあまり深く潜ってないから。。。




天候 晴れ時々曇り
『本日の突果』
透明度 2〜3m
潜水時間 9:30〜10:50
大潮 満潮9:15
表面水温 16.7℃
最大水深 8.6m(16.5℃)
場所 AA
突果 ウマヅラハギ 4匹 36.5〜29.5cm
本日の食卓
【左: ウマヅラのカルパッチョ】
いつ食べても美味いのがこのカルパッチョ!あっさりとした食感がたまりません。

【右:ウママヨ】
新開発。久々のヒット商品ですね!ウマヅラとマヨネーズのコラボレーションは相性がGOOD。美味いです♪





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