釣行記


『広島にイシダイフィーバーか?』

突行日 2003.8.27


今日は彼女と友達2人と海でBBQ。その食糧調達係・係長に任命されたオレ。現地へ向かう途中にデジカメを家に忘れた事に気付くが、時すでに遅し。たとえ大物獲れても、写真は撮れず・・・。ややテンションが低めながらも、まずはポイント・ONにて1本。チヌでも居れば良かったんだけど、今日は全然ダメだった。前回獲ったサンバソウも見えない。とりあえずメバルとウマヅラ、25cmくらいのカサゴを獲って上がり、それをソッコーで刺し身にした。さすがに新鮮そのもので、みんな美味い美味いと連呼して喜んで食べてくれた。これにはちょっぴり御満悦(笑)♪

それから昼前に場所移動。なかなか魚突きに専念できる時間が少ないため、前回の突行同様ややフラストレーションが貯まり気味。今日は初心者の友達(自分もまだペーペーだが)と潜ったので、さらに行動範囲は狭まったけど、ある意味この半年くらいの自分の成長に気付くことができたね。しかし、この魚突きをどうやって初めての人に教えれば良いものなのか、全く分からない。ただただ時間だけが過ぎ、指導者としてのセンスの無さを見事に露呈する結果となってしまった。

自分はというと、久しぶりのお気に入りポイント・STで、食糧調達に勤しんだ。小さなメバルでいいからと言われても、どういう訳か小さなヤツは突く気にならない。・・・って言うか、自分のいつもどおりのサイズ・獲物にしか身体と眼が反応しない。生意気というか、贅沢になったもんだ。

干潮が近くなり、徐々に透明度が悪くなっていく中、沈み岩ポイントに到着した。水深は5m程度なんだろうけど、底がまったく見えない。でもここの場所はホントに熱いポイントなんだよね。はしけんさんの激熱ポイントほどではないけど、メータークラスのコブダイやチヌ、グレ、大きなカサゴを多数目撃している場所。メバルもデカい。もちろんそれは今日も同じだった。海底まで潜り、岩にへばり付いていると、いつの間にかグレ&チヌの群れが現れる・・・。しかしそれも透明度が悪いせいで、薄っすらとシルエットを確認できる程度。これでは射程もクソもない。

しばらく潜行と浮上を繰り返していると、なんとグレの群れの中に30cmクラスの縞々模様の魚が目の前に現れた。「イシダイ!?何故ここに!?」とりあえず身を隠したままじっとしていると、イシダイは次第にゆらゆらと寄って来るではないか!あともう少し、あと20cm近う寄れ、苦しゅうないぞ!!と思った瞬間、、、方向転換(涙)。撃っても良かったけど、確率的に獲れるかどうかは微妙だったな。

撃つべきだったのか、これで良かったのか?むず痒い思いをしていた矢先、大きな岩下を覗き込むとメバル&グレ、そしてその中になんと縞模様を確認できた。さっきより小さいが、2匹もいるぞ!一度にイシダイを2匹も見るのはここら近辺じゃマジでありえねぇ〜!!と、軽い興奮状態で大きな方に狙いを定め、ロックオン&ヒット!エラ付近に刺さり、首の皮(エラぶた)一枚残して捕獲に成功!検寸の結果25cm!かなり低い次元だけど、先日の日本海遠征のイシダイ自己記録を、まさかのここ瀬戸内海で更新(+2cm)!この日の獲物は大したこと無かったけど、何気に嬉しい一匹でした♪

もしかして広島も捨てたもんじゃないかな?ここのところイシダイを良く見かけるようになったし、まさかこれから時期的にイシダイフィーバーがかかるのか!?と、小さな期待を抱いてしまった一日でした。(実はこの後も30cmくらいのイシダイに逢ったんです。)

結局その後は痩せたウマヅラやメバルを回収できたのみ。これと言ってBBQの卓に華を咲かせることも出来ず、面目無い思いをしてしまった(涙)。イシダイは一度家に持って帰り、記念写真を収めた後に、友達にお土産にあげました。

「あぁ〜やっぱ時間を気にせず潜りてぇ〜!!!」





天候 晴れのち曇り
『本日の突果』



No Picture

突果は現地で食べちゃいました。



透明度 2〜4m
潜水時間 10:30〜16:00
※そのほとんどが遊び時間
大潮 干潮15:30 
場所 午前 ON
午後 ST
突果 イシダイ 25.5cm  (県内自己記録)
ウマヅラハギ 3匹
カサゴ 25cm
メバル 2匹
アナハゼ 1匹
本日の一枚
【自己記録更新・イシダイ 25cm】
この日はデジカメを忘れて海へ行ったため突果写真が撮れません撮れませんでした。でもこのイシダイだけは写真に納めたくて・・・、現地で食べずにお持ち帰りさせていただきました♪





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