釣行記


『開拓大失敗!』

突行日 2003.5.21


今日は先々週見つけた雰囲気の超良いポイント(TY)を攻めることにした。丘から見る景色はやっぱり良い感じ♪・・・で、いざ潜ってみると、、、マジで最悪でした・・・。僅か2m先が見えない激濁りに加え、出会った魚といえばフグやメバル、ギザミの10cmにも満たないサイズをほんの数匹だけ・・・。海底状況も殺風景で、あまりに寂しい。

せっかくの良い天気の休日をこんな場所で終わらせたくないと思い、1時間ほどでソッコーエキジット。着替えの時間も惜しかったので、ウエットスーツを着たまま車に乗り込み、一路我がホームグラウンド・HOへと向かった。

やっぱりホームは裏切らないね。午前中の海とは違い、魚の気配あり過ぎ。透明度はそこそこだったけど、相変わらず魚影MAX状態のウマヅラハギを数匹突き、それからいつも通りチヌを探す事に・・・。

今日も居たね。しかも群れてたね〜。相変わらず寄せる(距離を縮める)ことが出来ずにヤスは撃てずじまいだったけど、いつか絶対に寝込みを襲ってやるからな!!!って思った。

実は今日の一番のターゲットはクジメorアイナメだった。前回初めて干物にチャレンジしたんだけど、これが大当たり!その中でもクジメの干物は想像以上に美味しく出来上がり、改めてその存在価値を見直すことになった。いつもは20cmに満たないクジメは発見しても「なんだ、お前かよ!」って感じだったんだけど、今日はあきらかに見る目が違っていました。そうと知ってか知らずか、今日のクジメはなかなかすばしっこい。いつもならヤスゴムを引かずに突き刺せるんだけど、今日は恥ずかしながら超至近距離(10cm)を何度も外してしまう醜態を・・・。結局同じ個体に何度も逃げられ(合計5匹くらいは見たかな?)、今日は何か調子が変だなと諦めてしまった。クジメってそんなに遠くに逃げないでしょ?だから5匹見たと言っても外した回数はそれ以上!いや〜、情けない。

そして今日は初めて食えるサイズのタナゴが獲れました。でもそいつ、後で解ったんだけど出産直前だったんだよね。結構前からタナゴの稚魚の大群を目にしてたし、そいつらも結構大きくなってたんで出産期は終わったのかとばかり思ってたんだけど・・・、出産直前のタナゴは超浅場に上がるんですね。しかも砂地の上に散在する岩陰に群れて隠れてた。中には30cm近い奴もいたような気がする。いつもは素早くて突き難い魚だけど、こういう状況なら一気に攻め込んで突けば獲れるんだな。でもやっぱ可哀想だった・・・。胎生魚だから余計にそう思うんだろうけどね。

一度はこれで引き上げようと思ったんだけど、刺し身サイズ(25cm以上)のウマヅラがまだ獲れてなかったので、奥のポイントまで引き返し、31cmの個体を1匹追加して納銛としました。
 
いやいや、なんと言っても新ポイント(TY)はイケてなさ過ぎた。最悪とはまさにこのこと。我ながらホントに見る目が無いよな〜。何日も前からこの場所に潜ることを楽しみにしていただけに、ショックは大き過ぎたよ(笑)。
でもね、やっぱ潜ってみないと答えは解らないでしょ。それに良い場所にはなかなか出会えないからこそ、出会った時の感動や喜びって大きいんだよね。今日は初めてのダブルヘッダーでかなり疲れたけど、その分いろいろあって楽しい一日だった。


タナゴのお腹からは21匹の稚魚が・・・。それも体長はすでに5cmほどあった。デカいね。で、そいつら見てたら何だか可哀想になってきてさ。命を無駄にしたらいけないと思ったんで、かき揚風の天ぷらにして21匹全部食べたよ。ちょっと抵抗あったけど、これは意外と美味かったぞ♪



天候 晴れ
『本日の突果』
透明度 2m未満→5〜6m
潜水時間 10:00〜11:00→13:30〜16:30
中潮 満潮12:50
場所 TY→HO
突果 ウマヅラハギ 5匹
メバル 5匹
タナゴ 2匹
ギザミ 1匹





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