釣行記


『雨ニモマケズ、風ニモマケズ』

突行日 2003.5.14


前の突行から間隔が空いてたので、何としてでも潜りたかったが・・・、残念ながらあいにくの空模様。しかし先週も雨で流れたため、さすがに今日は気合で潜ろうと海へ向かった。

さぁ、今日はどこで潜ろうかな?と、陸からの捜索途中で、偶然雰囲気の良い場所を発見!しかしそこは白波が立つほどの暴風に加え、雨が強かったために今日は断念。お楽しみは次回に・・・。で、結局時間もないので近場のポイント・CCで潜ることになりました。前回(5月3日)カレイを逃した場所。リベンジじゃなく、リトライだ!

水温は天候のせいもあってか少し低め。雨は相変わらずだったが、風は先程のポイントに比べると穏やかだ。もう今日はここしかないぞという気持ちで潜ったんだけど、酷い濁りで前が見えない!透明度は2m、手を伸ばすとヤス先がまったく見えない状態である。

モチベーションは一気に下がったけど、海に浸かって濡れたのでせっかくだから・・・って感じのローテンションなノリで潜りました。メバルが相変わらずホンダワラの周りに群れている。中でも大きめのヤツを2匹獲ったつもりなんだけど、採寸の結果は17cm・・・。微妙なサイズです。前回のカレイを求めて砂地を探し廻ったけど、そう簡単には見つからず。ダメ元でカレイを探していると、砂地の上でひらひらしている楕円形のシルエットを薄っすらと確認。よく見るとコウイカだ!あまりにも無防備、そして微動だにしないコウイカ…。落ち着いてざっくりと突き刺す!その後、続けざまに2ハイ目(400g)もゲット。さすがに墨の量は半端じゃなかった。

そして今日は悪天候の中、無謀にも湾内をサイドチェンジしてポイント開拓を実行することに。あまり期待はしてなかったけど、地形はまあまあだったね。丘からゴロ石、ホンダワラ、砂地と続くいわゆる“瀬戸内海的にありふれた”地形。メバルの他にはタナゴのデカイ個体も見た。オレ思うんだけど、ある程度大きなタナゴって警戒心強いっていうか、常に泳ぎ回っているような気がする。獲るのはけっこう難しいくない?ま、サイズが大きくなると警戒心が強くなるのは、タナゴだけじゃなくほとんどの魚に対して言えることなんだろうけどね。

ポイント開拓も終わってぼちぼち帰ろうかと思った時、ふと砂地に目をやると、僅かに砂地が平たく盛り上がっているのを発見。もしやカレイか!?あまりの視界の悪さに素早く正体を同定することが出来ず、確認のためさらに近づいてみた瞬間・・・、逃げられた。。。カレイでした。「ちくしょ〜!!」でもカレイって見た目に分かるように泳ぐのヘタクソだよね。すぐに近くの藻の陰に隠れたところまでは目で追えたけど・・・、やっぱり良く見えない。再び近付いても逃げる姿で気付いてしまって「あぁっ(涙)!」って感じ。結局ヤスも撃てずに上手く逃げられたんだけど、ある程度カレイの動きを知ることはできた。帰り道にチヌ(30cmくらい)と出会い頭に会うも、こちらはお互いにビックリしただけで終わりました。

またしてもこの場所でカレイを確認できた。さすがに今日は悪天候を理由にしたくはないけど、潜ってて魚が獲れる気がしなかったよ。ま、このコンディション、モチベーションの中で夕飯のおかずを獲れただけでも良くやったほうかな?雨は潜ってしまえば関係無いけど、風は波に影響するからね。波は透明度と戦意に大きく影響するし・・・。


今日もコウイカは刺身で頂きました。初めて使った刺身包丁の使い勝手の良さにちょっぴり感激。しかしただでさえ新鮮で歯ごたえの良いイカを、かなり厚く切り過ぎたので、少し食べ難かったのが残念。今度は薄く、細く、ですね。

それにしても今日潜れなかった最初の場所は雰囲気良かったな〜。瀬戸内はドロップオフが少ない(?)から、それを除くと外から見た立地条件はバッチグー(死語?)だった。

久々に新ポイント発見の予感が・・・!?




天候

コウイカ2ハイ
350g&400gでした。

夜はイカ刺し〜!
美味かった!

透明度 2m
潜水時間 14:30〜16:15
大潮 干潮14:30
場所 CC
突果 コウイカ 2ハイ
クジメ 18cm
メバル 17cm×2匹





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