釣行記


『リベンジ』

突行日 2003.4.29


3連チャンでポイント・HO攻め。この突行は前回のチヌへのリベンジマッチと位置付け、いつも以上に気合を入れて、海へと向かった。

今日もオレを出迎えてくれたのは相変わらずのメバルの大群。サイズは日に日に大きくなっているのか?さらにタナゴの大群まで群がっている。岩礁帯付近にはギザミ(ベラ)も小さいが数種類確認できる。僅か一週間でここまで海中に変化があるのか?と、見ているだけで楽しくなった。気付けばいつしかリベンジを忘れ、シュノーケリングを満喫していたほど。透明度も今までで一番高く、絶好の素潜り日和だった。

しかし、ポイント周辺に近付くと前回の悪夢が甦ってくる。今日はメバルをスルー!と思った矢先に、目の前にウマヅラハギを発見。やっぱりウマヅラはゲットでしょ。そしてまたウマヅラ・・・。ウマヅラハギもここのところ良く見かけるようになって、獲れる奴と逃げられる奴の違いが解ってきた。いわゆる遊泳タイプのウマヅラと、居付きのウマヅラである。居付きのウマヅラほど簡単な奴はいないが、問題は遊泳タイプのウマヅラだ。こいつは微妙な速さで逃げるため、逃げられると妙に腹が立つ。なんとか追い付いて、海藻の影からドスッ!・・・といきたいが、今のところ遊泳タイプのウマヅラの捕獲率は50%以下だね。そして意外とウマヅラはヤスが刺さらなくても獲れる場合が多い。おぬしは魚か?ってくらい泳ぐのが下手だから。

肝心のチヌはというと、確認は出来るものの射程圏内にはどうしても入れず・・・。射程圏内ギリギリまで迫った個体もいたんだけど、当たりはするけど刺さらないであろう距離(無駄殺し区間)だったため、ヤスを撃つことすら断念。今日一日でチヌは5、6匹は見たかな。3匹並んでるのパターンもあった。お休み中のボラ(60cm位)を見て、一瞬ドキッとした自分が恥ずかしい。もちろん刺さなかったけど、ボラってどうも食べる気になんないよな…。で、結局これだけじゃ寂しいと、あとからメバルを数匹捕獲。その後ホバリング中のウマヅラを3匹捕まえて今日のリベンジは終了・・・。


今日はあまりにも殺気や欲を前面に出し過ぎた突行だった。こんなんじゃ、チヌが寄るわけがない。次回はもっと気持ちにゆとりを持って臨みたいですね。

ウマヅラは刺し身、煮付け。他の魚はから揚げ、塩焼きに。ウマヅラのから揚げはフグみたいに美味い!骨も素揚げでじっくりあげるとこれまた絶品。肝も美味いし、ほんと捨てるトコがないよね。

これからどんどん暖かくなっていく。ギザミやカサゴも顔を出し、魚影はどんどん濃くなるのかな?考えるだけでもワクワクする。ホンダワラが切れ始めると、メバルは何処へ行くのかな?ま、それはこのポイントにはあんまり関係ないか。これからも貪欲にチヌ狙いでいこうと思うけど、あくまで目標であることも念頭に置いておこう。

チヌが獲れたらとりあえず自分の中でワンランクアップ。日本海遠征の事を考えるのはそれからだ!




天候 晴れ

ウマヅラ5匹並べてみました。
突き易いけど美味いんだよな!

透明度 7〜8m
潜水時間 12:30〜15:30
中潮 干潮14:50
場所 HO
突果 ギザミ 1匹
ウマヅラハギ 5匹 28〜32cm
カワハギ 1匹
メバル 5匹




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