釣行記


『カレイとイカに御対面』

突行日 2003.5.3


五月晴れの中、ポイント・CCよりエントリー。

多数の釣り人、採貝の人達がいた。ニシ(スガイ・イシダタミガイ)を採っていたんだろうか。歩きながらのぱっと見でも、結構な人数だった。今度ニシを採る時はここがいいかもね。

発電所みたいな場所の奥まで歩くも目ぼしいポイントは見付からず。仕方なく干潮時に出っ張る岩の沖を攻めることに・・・。海底は近場からホンダワラ、ゴロ岩、砂地へと続く。潮は東から西に流れ、沖に行くほど速くなる。

メバルの数はポイント・HOに劣るが、大きさは変わらず10cm〜20cm前後。ギザミ、キスも小型ながら顔を見せている。メバルを2匹程取り込んだ後に、アイナメ20cmをゲット。このサイズのアイナメほど簡単に突ける魚はいないんじゃないか!?ってくらい、ゴムなしで突ける状態。その後、砂地にて初めてカレイを発見!サイズは20〜23cmくらいだったけど・・・。もちろんガッチリ獲って、ビクの中ヘ。「やったぜ!初カレイ!!」と、誇らしげに確認しようとビクを覗くが、入れたはずのカレイがいない・・・。あれ、何処に???

おそらく、ちゃんとビクに入ってなかったんだろうね。「無駄殺しだ・・・。」魚に対してほんとに申し訳ないことをした。魚を突いたら(ヒットさせたら)きちんと取り込み、そして責任持って食べる!これが突いた魚に対する最低限の礼儀、マナーである。悔しさと申し訳なさで、しばし呆然としてしまった。

気を取り直して逃げたカレイを探すも見つかるわけなし・・・。変わりに砂地にてホバリング中のコウイカを発見!胴体目掛けて突き刺すも、大量の墨を吐かれて焦った。さすが墨イカの別名を持つだけあるな、と思ったよ。

流れが速くて透明度はまずまず良好、そのうえ岩場と海藻あり!…ときたら、サザエが居るに決まっている。さすがに注意して探すことはなかったが、赤ちゃんサザエを確認でき、ここはまだサザエの暮らせる環境が残っている、と一安心!最近瀬戸内の沿岸部では磯焼けが進んでて、サザエやアワビの住処がどんどんなくなってるからね。隣にいた青ナマコがデカかったんで徴収。もう旬は過ぎたのかな?最後にウマヅラハギのクソデカイ個体を見た。あれは絶対40cm近かったぞ!疾風のように現れて、疾風のように去って行ったのが残念。

今日は夕方から夜勤だったので、時間を気にしながらのダイブになった。もっとのんびり時間を気にせず潜りたいね。いつかテントを張って、無人島での魚突きキャンプとか・・・。出来たらいいな。そうそう、どうでもイイ話だけど、今回は潜って上がったら釣り人&家族連れが結構いて、ふるちんでウェットを着ていた自分は着替えがちょっと恥ずかしかった。


今日の肴は全部刺し身にした。特にイカの刺し身は美味かった!!!でも青ナマコはなんか変だったぞ・・・。もう食える時期ではないのか???
 
当たり前のことなんだけど、魚によって獲れる時期、旬ってあるよね。それって良く良く考えてみたら素晴らしい事だと思わない?自然と共存することにより、四季折々の楽しみ方を五感で満喫できる・・・。上手く表現できないけど、とても魅力的だね。

※ナマコの採取は漁業規則で禁じられています。この時は無知でした。すみません。




天候 晴れ No Picture
透明度 4m
潜水時間 14:30〜16:15
中潮
場所 CC
突果 コウイカ 1ハイ
メバル 2匹
アイナメ 1匹 20cm
青ナマコ 1匹




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