ナマコ【海鼠】
楯手目 マナマコ科
捕獲レベル ☆☆★★★★★★★★
食味レベル ☆☆☆☆★★★★★★
 写真データ
 2003.10.27  広島



ナマコを採る
もちろん住処は海の中。逃げも隠れもしない。もちろん刺したり噛み付いたりも。あまりに無抵抗過ぎて「ホントに捕ってもいいのか?」と疑ってしまう。
砂地に多いのは青ナマコ、黒ナマコ。赤ナマコは岩場に棲む。

ナマコを食う
一般的には刺し身だよね。腹を裂いて内臓を取り出してある程度の大きさに包丁で切っていく。歯応えが欲しい時なんかは切る前に包丁で叩くと良いみたい。好みによって大根卸しや薬味を加え酢醤油で食べる。
珍味とされる“このこ”や“このわた”は食べた事無いっす。


独り言&プチ情報
まさに海のミミズ。海中清掃業の第一人者である。大きな口でごっそり海底の砂を食べ、僅かな栄養分を吸収しながら有機物を取り去って残った砂をまた海に戻す。また自己再生能力もなかなか強く、内臓がなくなっても1ヶ月もすれば元に戻るらしい。
そんなナマコの本来の名前は『こ』。で、その生(なま)のものが『なまこ』。珍味とされる『このわた』は“こ”の腸(わた)。同じく『このこ』は“こ”の卵巣(こ)。
赤ナマコが一番美味しいとされ、次いで青ナマコ。青の方が好きという人も居るように両者の違いは歯応えだが、黒ナマコは肉質が硬過ぎてあまり好まれない。




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