カメノテを採る
強引に獲って中途半端な所で千切れたんじゃどうしょうもない。海岸沿い、もしくは沖合いの岩の割れ目等満潮時には海水に浸かる場所に棲み、見つけるのはそう難しい事ではないため獲る時はナイフ等を使って根っこから綺麗に獲ってしまおう。

カメノテを食う
美味いね!濃縮されたエビorカニの味との紹介が多い中、どう感じるかは食べた人それぞれだけどね。とにかくいいだし汁が出る。こいつで作るみそ汁は絶品か!
食べれる部分はピンク色の柄の部分、10分ほど海水程度のお湯で塩茹でしたあと殻を剥いで食べる。先っちょのフサフサした部分(蔓脚・まんきゃく)も食べれるがあまり美味しくないのでお勧めは出来ないですけどね。

独り言&プチ情報
成長速度がすこぶる遅い為、乱獲すると当分その場所からは当分の間いなくなるであろう。食べる量だけほどほどにね!岩場の隙間などに良く生息しているが、それはカメノテがそういった場所を好むのではなく、そういった場所に寄生したものが生き延びているという事である。夜になると蔓脚といわれる触手を出してプランクトンを捕食して食べる。
意外と知られてないがフジツボと同じくエビやカニの仲間で、スペインでは高級食材として扱われているぞ!また釣りエサとして使われることもあるらしい


柄の部分を剥ぎ、中にあるピンクの筋肉の部分を食べる。
全部剥ぎ取った図
先の黒い部分が蔓脚といわれる触手。食べれなくもないがこの部分は好んで食べない。
一般的に茹でて食べる
海水程度でグツグツと。
味噌汁もいける!
日本酒を少しいれて味を引き立てよう!





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カメノテ
節足動物 甲殻網 フジツボ目 ミョウガカイ科
捕獲レベル ☆☆☆★★★★★★★
食味レベル ☆☆☆☆☆☆★★★★
 写真データ
 2003.10.27  広島