メバルを突く
こいつはボーッとしているくせに、撃ったヤスを僅か数cm避ける身かわしのプロだ!はっきり言って当たるときは当たるし外れるときは外れる。20cm程度のサイズなら射程圏内には容易に入れるので手銛で挑む場合は距離をできるだけ近付けてメバルの死界からヤスを撃つようにする。そんなに抑えとかはいらないけどヒットしたら早く取り込まないと小刻みに激しく動き逃げられちゃうよ。このメバルが突けるようになったらようやく素人潜ラ〜の仲間入りだね!


メバルを釣る
メバルを釣るなら夜がいいね。それも月の出てない夜かな。最近ではルアーで狙う釣り人も増えてきているみたい。夜の波止場などでゴカイをちょん掛けにし胴付き仕掛けで探ってみる。小さくてもブルブルっと引き込む当たりはなかなか楽しませてくれる。もちろん浮き釣りでも狙える。夜釣りでは太刀魚が回遊しだすととたんに釣れなくなる。


メバルを食う
煮付け、塩焼き、から揚げ、みそ汁、大きなものは刺し身・・・、とにかく何をやっても美味しいのがメバル。だから他に言うことなし。しいて言うなら春から夏にかけてが食味としては旬らしいが、特にそう感じたことはない。年中獲れて、年中美味い!


独り言&プチ情報
サイズの割には店頭で高い値がついてるのをよく見かける。沿岸部から沖合いまで、藻があるところならどこにでも生息してそうなのに。条件さえ整えばもの凄い大群に出会うことも・・・。体色は生息場所、水深によりバリエーション豊富で、瀬戸内では他種としてタケノコメバルが釣れる。春先が産卵期で稚魚を産む卵胎生魚である。




金メバル 黒メバル 赤メバル
岩場と藻場が混在する海底に棲んでいることが多い。広島での絶対数はやや少なめ。 岩礁帯に棲み、警戒心はやや強め。赤メバルより一回り大きくなり、引きも強い。 ホンダワラ等の海藻の周りに多く生息。上層から中層まで幅広く分布。
広島の地磯ではもっとも多い色のメバル。

泣く子も黙る、日本海のメバル
瀬戸内に生息するメバルに比べ、皮がゴムの様に弾力性があり、鱗が取れにくく、異常に肉質が硬い。
そのうえ大味で、棘の毒もワンランク上。
我が家ではこのメバルの事を『キン肉マンメバル』と呼び、ある意味一目置かれている。





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メバル【眼張】
カサゴ目 フサカサゴ科
突きレベル ☆☆☆☆★★★★★★
釣りレベル ☆☆☆☆★★★★★★
美食レベル ☆☆☆☆☆☆☆★★★
遭遇レベル ☆☆☆★★★★★★★
総合評価 ☆☆☆☆☆★★★★★
※レベル及び評価は20cm級の設定です。

写真データ
2005.8.31  約15cm
photo by み〜ちん  広島