キヌバリを突く
こ、これは捕獲対象外でしょう・・・。


キヌバリを釣る

岸からの投げ釣りで、外道として掛かる。雑食性でイソメ類などに好反応を示すが、狙って釣る魚ではない。


キヌバリを食う
たしか小学生の頃、コイツを釣って家に持ち帰ったことがあったが…食卓に上がった記憶が無い。食べようと思えば食べられるだろうが…。


独り言&プチ情報

内湾の岩礁域や藻場などに生息。体は黄褐色で円筒状。頭部には目を通る黒色横帯とはちまき状の黒色帯があり、体側には6〜7本の黒色横帯がある。この横帯は太平洋側の個体で6本、日本海側の個体では7本になっている。ちなみに瀬戸内海の個体(上の写真)では日本海側と同じ7本。
幼魚は群れをなして海面付近を泳いでいるが、成魚になると単独行動を行う。また産卵期のオスはせっせと巣作りを始め、産卵後は稚魚が孵化するまで巣を守り続け、その果てに自らは衰弱して死んでしまうという悲し過ぎるほど献身的な一面も持っている。



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キヌバリ
スズキ目 ハゼ科
突きレベル ★★★★★★★★★
釣りレベル ★★★★★★★★★
美食レベル ★★★★★★★★★★
遭遇レベル ★★★★★★★★★
総合評価 ★★★★★★★★★

写真データ
2005.8.31  約10cm
photo by み〜ちん 水深4m 広島県某島