たくちゃんは産まれてまだ間もない頃、買い物袋に入れられた上に袋を縛られて、近所の川をどんぶらこどんぶらこと流されていました。それを川で遊んでいた小学生達が偶然見つけて救出。その後、何故か我家の門前でその子犬の行く末に悩んでところ、み〜ちんファミリーが異変に気付き、緊急家族会議の末に晴れて?我が家の一員となったのでした! その数日後に現れた飼い主さんから事の経緯を聞いたところ、どうやら家に不審者が入ったらしく、他の子犬達(たくの兄弟)も同じようにいたずらをされてしまったとの事・・・。飼い主さんが現れた以上、早いお別れになっちまったな…とちょっぴり寂しかったのですが、大事にしてくれるのなら…って事でたくちゃんは引き続き我が家で暮らす事になりました。 しかし子犬の虐待なんて最低ですよね。今思い出しても、犯人が誰だか解っているだけにマジで腹立ちます・・・。 オレが中学校1年の時から14年・・・2004年1月20日、たくはオレ達家族にたくさんの思い出を残して天国へと旅立って行きました。途中から同棲を始めた大好きなレミと家族に見守られながら。 とても忠実で我慢強く、性格の良い犬でした。 思えば多感な青春時代、学校から帰るとたくはいつもオレに飛び付いて「お帰り」を体中で表現してくれました。誰もいなくても隣にはたくがいました。いつも友達感覚で接していた、たく。 そんなたくもいつの間にかお爺さんになってたね。 今は「お疲れ様」、そしてなにより「ありがとう」と言ってあげたい。 オレにとって初めての犬、たく。 最後はやはり家族そのものでした。
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