釣行記 ’05

『4本の竿と、1本の銛』

釣行日 2005.2.9

 2月とは思えないポカポカ陽気の中、今回は嫁と二人で今年初のカレイ釣りに出掛けました。仕掛けを上手く投げれない嫁のために、ポイントは風早漁港の波止場を選択。ここなら“ちょい投げ”でもカレイが十分狙えますからね。

 11時、風早漁港へ到着。東側の波止は先客がいたため、本日も西波止からのキャスティング。道具を車から降ろし、早速準備に取り掛かった。
 エサはアオムシ。このポイントでは本虫よりアオムシの方が実績が高い。仕掛けは小細工無しのカレイ専用2本針に、今日は秘密兵器『マルキュー カレイ専用撒き餌』を初使用!天秤のサルカン部分にコマセ袋を取り付け、手で固めた撒き餌をその中に詰め込む。投げ釣り&撒き餌・・・一風変わった組み合わせですが、試してみる価値はありそうですよね!

 竿はオレが3本で嫁が1本。準備ができ次第、仕掛けを投入していく。潮止まりからの釣行開始となったため、始めのうちは我慢の時間帯が続くと思われたのですが、1投目から数分後に最初のアタリ!撒き餌作戦いきなり大成功!?と思ったが、その正体は20cm弱のハゼ。ま、悪い流れでは無いかな。

 ところがその後2時間は何のアタリも無いまま時間だけが流れていった。潮は動いているのに・・・。13時になると昼ドラを見るために嫁は車へ。やっとここでハゼを2匹追加したが、嫁が戻ってきてからはまた魚信が途絶えてしまった。やはり嫁が居ると釣れ無いという我が家のジンクスは今日も健在なのだろうか?
 昼ドラから帰って来た嫁は、相変わらず右へ左へと思いのままにに仕掛けを投入。何処から来た自信か“自分は釣りが出来る”と思っている分、たちが悪い。「もっと太いエサをつけてくれ」「長い竿を使わせろ」「ちょい投げなんて嫌だ」等など。話し相手としては飽きないのですが(笑)。

 それから何時間たっただろう・・・いくら待ってもアタリが無い。助っ人として鳴り物入りで投入された“カレイ専用撒き餌”は、まったくの期待外れ。集魚効果を問う前に、潮流の速いこのポイントではこういう釣り自体が向いていないのだろう。さすがに嫁もしびれを切らし、「全然釣れんけ〜もう帰ろうよ」と言いながらリールを巻き始める。釣りは忍耐だと言っても全く聞かない。しかし数秒後「あ、何か付いとる!!何か付いとるよ!」と嫁がはしゃぎ出す。見れば15cm程のハゼが悔しそうにぶら下っているではないか!記念写真を撮り終えた後、ハゼをクーラーボックスへ。次に発した嫁の言葉は予想通りの「早くエサ付けてよ!」だった(笑)。

 結局その後の釣果はゼロだったが、久々の釣りは天候にも恵まれ、休日をのんびりと過ごすことが出来た。帰り際、潮が完全に引いたため、岩場へ降りて少し散歩してみることに。何気なく海面に目をやると水深1mほどの浅場で何かが動いた。よく見るとテナガダコが砂地の上を気持ち良さそうにスイスイと泳いでいる!それを確認するなり車へと猛ダッシュ!そして何故か車内に常備してあるステンレスのヤス(1.8m)を片手に、再度磯場へ急ぐ。幸運にもテナガダコはまだ沖には出ずに、磯場近くを泳いでいた!よ〜し!岩の上からヤスを構え、慎重に狙いを定める・・・ブシュツ!!3叉のヤス先はヤツを完全に捕らえた!底が砂地だったため、タコも抵抗できず、いとも簡単に取り込み完了。6時間出した釣り竿よりも、一発撃ったヤスの方が良い仕事しましたね・・・(笑)。


天候 晴れ
『本日の釣果』
大潮潮 満潮 11:30
釣行時間 11:30〜17:30
場所 風早漁港
漁法 投げ釣り
エサ 青虫 1000円
カレイ専用撒き餌 600円
釣果 ハゼ 4匹
テナガダコ 1匹 
(突果)
本日の食卓
(左)テナガダコのから揚げ (右)ハゼの素揚げ
テナガダコのから揚げは良いお酒のつまみになりました。アツアツの揚げたてにレモンを絞れば、他に何もいりません!ハゼの素揚げはあっさりポン酢で♪ん〜美味いっ!





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