今日は毎年夏恒例のギザミ釣りへと出掛けた。毎年爆釣で終わるこのギザミ釣り。船を半日流して２〜３人で軽く１００匹を超えることも。ただこの時期（７月）は海藻がまだ完全に切れてないため、船を潮の流れに乗せて海底付近を探るこの釣り方では厳しかった。本格的なシーズンとなるとやはり８月以降か。

　親父と嫁と３人で船に乗り込み、１０時過ぎに出港。案の定、最初のポイントから切れ残った海藻に苦戦する。たまに釣れるのは食べて美味しくないニシキベラやフグ、ハオコゼばかり。ホボロ島や赤碕沖等、何度かポイント移動を繰り返したがなかなか魚の群れに当たらず、１時間が経ってもキープサイズの魚は１匹も釣れていない。
　なんとかこの状況を打開するため、実績の高い藍之島へと向かった。狙ったのは藍之島の南側。東から西に動く潮にまかせて船を流す。餌はアオムシと生の剥きエビ。島の東端からスタートし、中腹の砂地ポイントに差し掛かったときに待望のアタリがきた！しかも３人同時に。


オレ　｢おっ、キスじゃ！｣

嫁　　｢あ、あたしも同じ魚！｣

親父　｢お、お父さんは･･･イトヒキハゼ･･･。｣


　まるでコントのような展開に３人大爆笑！そこから爆釣スタートといきたかったがその後もアタリは散発的。１５分後、親父が今日一番の２０ｃｍの良型を吊り上げ父親の威厳を保つ。船は潮の流れに任せて岩場と砂地の上を通るが、岩場の海底で釣れるのはニシキベラやイソベラばかり。自然と流れは藻の無い砂地のキス釣りへと向かった。

　船を何度も移動させ、一度釣れた砂地のポイントを徹底的に狙い続ける。まとまったアタリはなかったが、その後もポツポツと釣れ続く。親父は終始エサに生エビを使用。完全に大型狙いだ。嫁は次から次へと面白いように外道を釣り上げる･･･。結局お持ち帰りは、最初に釣った小さなキス１匹だけ。オレはというと親父が２０ｃｍクラスを釣った直後に同サイズを１匹追加、そして終了間際にこの日最大の２３ｃｍの良型をゲット！エサは青虫！竿を使ってないため、直接指に伝わってくる小刻みな引きがなんともいえず気持ち良かった。

　結局ギザミは１匹も釣れず。（途中から諦めていたが。）大潮だったため、一番魚影の濃いポイントに潮の流れが速すぎて行けなかった事、海藻が切れ残って底が狙えなかった事が不漁の原因かな。でもその代わりにキス釣りが楽しめたんだから良しとしようか。

　とにかく来月、言い訳しなくても良いような釣果を上げたいものです（笑）。
　
　オカズがこれでは寂しいとの声が出たので、３０分ほど潜ってウマヅラハギを５枚ほど突きました。この時期になるとウマヅラですら身の締まりが無くなり味が落ちますね。全体的に痩せてます。今から旬なのはスズキかな。今度は夜釣りで狙ってみますか！？

天候	晴れ時々曇り	『本日の釣果』
潮	大潮　満潮 １１：００
釣行時間	１１：００〜１５：３０
場所	藍之島
漁法	船釣り
エサ	青虫５００円 生 剥きエビ
釣果	キス ６匹　２３ｃｍ〜　　（自己記録） ウマヅラハギ ５匹　（突果）

本日の１品
		天麩羅 （左） キス　（右） ウマヅラハギ 　いつも食べ慣れたウマヅラよりキスの方が人気があったかな？どちらも熱いうちに天つゆや塩、胡椒でいただく。