釣行記

『父の日』

突行日 2005.6.19


今日は父の日ということもあり、久し振りに親父と船で出漁してきました。9時過ぎに船に乗り込み、向かった先はいつもの無人島。この島の周囲には年間を通してチヌやウマヅラが多く居着いているが、この時期に限り、局所的に潮流が速くなったポイントにはイシダイやマダイの実績がある。もちろん今日のメインターゲットはその2種ということで・・・。

10時過ぎ、細波一つ無い凪の中、突行を開始する。

大潮の前日ということもあり、潮の流れはとても早く、海の濁りも半端じゃない。上層の良いところで3〜4m。潜れば潜る程視界が遮られ、水深7m以深になると透明度は1〜2mといったところ。久し振りに瀬戸内海の厳しさを痛感しました。

浅場にはウマヅラが数多く群れていたが、そのほとんどが痩せ細った雄。体高のある雌を1匹捕まえて腹を裂いてみたが、肝の色は焦げ茶色で、身の締まりもピークを超えてしまっていたようだ。チヌの数も割と多く、警戒心はほとんど感じられない。岩をゴリゴリする事もなく、ただ潜っているだけで何処からともなくスーッと近寄って来る。30cmから最大で50cm前後の個体を、軽く10匹以上は射程に入れたが、今日はロックオンするだけに留まった。

その他に見た魚といえばスズキ、メバル、カワハギ、アイナメ等。魚影はわりと濃かったと思うが、少ないチャンスを透明度の悪さに阻まれることもしばしば。結局最後までマダイには出会えなかったが、イシダイは縞々クラスを1匹だけ確認。小さいながらも迷った末に捕獲し、14時過ぎ、少し早めの納銛としました。

今回は10時から14時まで海に出て、実質潜った時間は1時間ほど。ほとんどの時間を船の上でのんびりと過ごしたため、魚突き的にはやや不完全燃焼っぽく終わりましたが、あの透明度なら頑張って潜っても突果は大して変わらないでしょう。・・・とは言え、イシダイの30オーバーはこの辺りでは相当珍しく、イシダイ好きな親父のためにも、サイズに関係なく是非とも1匹が欲しかったところ。正直言うと突果には微妙に満足しています。

さぁ、次週は魚突き合同キャンプin山口!!がんばるぜよ。


場所 広島県(ポイントMJ)
『本日の突果』
天候 晴れ時々曇り
海況 ほぼ無風 べた凪
中潮 干潮13:00
透明度 1〜4m
潜水時間 10:00〜14:00
最大水深 7.5m(21.2℃)
ヤス 3.2mチョッキ銛 
フィン ワープフィン
突果 イシダイ 35cm
ウマヅラハギ 40cm弱×2匹
本日の食卓
写真を撮り忘れてしまいました・・・。





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