チヌの記憶力とはいかがなものか?これを実際に体験して調べるために、先週と同じポイントへ。前日は朝から23時までの勤務。当日は18時から夜勤という変則勤務の合間をぬっての強行突行!午前10時30分より潜行を開始した。
海は当り前のようなベタ凪。透明度は前回よりは良かったが、それでも3〜4mってところかな。とりあえず実家用におかんのリクエスト(煮付け用のウマヅラ3匹)を難なく捕獲。その後も一人暮らしの自宅用にウマヅラを追加。この辺りのウマヅラは丸々太ってて肝もデカイ。遅れてやってきた旬のような体つきで、好奇心も旺盛なため捕獲はいたって簡単!カワハギと違い群れていることが多く、一匹突くと散ってしまうので群れの中で一番大きく太いヤツを選んで突くのが基本。動きも鈍いので、身も肝も傷付けない口元だけを狙ったスペシャルハンティングを心掛けて・・・。ま、これは慣れれば余裕なんだけどね。
今日は前回より視界が良かったので、その分チヌの挙動も良く分かる。もちろん数も多く目撃できたし、はっきりと存在が確認できていた分寄せもし易く、待っていても楽しかった。また、チヌの好奇心・警戒心共に1週間前とさほど変わった様子も無く、射程圏内への入り方、挙動など特に目立った変化は見られなかった。
それと最近思ったんだけど、今の自分は無駄撃ちの間合い(無駄殺し区間)でヤスを撃つことが少なくなったぞ。だからバラすシチュエーションといえば押さえの時か、魚が思わぬ行動に出てヤスが刺さらなかった時くらいかな。かなり至近距離まで寄せても押さえが困難な条件下では、確実性のある体制に持っていくまで撃たなかったりする。こういった行動・我慢が出来るようになったのは、自分でもかなり驚きだね。半年前からは想像もつかなかった技術面とはまた一味違った精神面での進歩だと思う。ま、自分への賛辞はこれくらいにしておいて(笑)。
今日も40cmクラスのチヌを1匹バラしてしまった(かすめた程度なので多分生きている)が、その直後に35cmの良型チヌを一匹ゲット。それで1本目終了。1度陸に戻り、カレーパンを食べて2本目に。
2本目はウマヅラ、オールスルー。獲ろうと思えばまだまだいけたけど、頭の中は完全にクロダイ・イシダイ・スズキモード!!でもそんなに上手くはいかないのが人生なんだな(悲)。イシダイもスズキも今日はその姿を確認する事ができませんでした。夕方6時から夜勤のため、時間がやたらと気になってしまう。潜水用の時計を持ってないオレは、太陽の角度だけが頼りなんだよね。
限られた時間の中での勝負・・・。焦りを抑えながらチヌをなんとかゲット!そしてその数分後にまた捕獲成功。いずれも水深は5mくらい。サイズは1匹目とそう変わらず(34cm、36cm)。
気が付けばいつの間にか無人島近くのポイントまで来てしまっていた。無人島とはいえ陸までは泳いで5分ぐらいなので距離的には楽勝なんだけど、遠浅で水温も温かい為かやたらとクラゲが多いのが気になる。潜ってしまえばいいのだが、ずっと潜り続けれる訳じゃないしね・・・。なんとか集中力を保ちなながら前回チヌ42.5cmを突いたポイントに到着。やっぱりいるいる!!全然スレてる様子もなく、程良い好奇心と警戒心をチラつかせながら寄ってきたところを一撃!午後からはバラし無し&今日一日(おそらく)無駄殺し無しという締めくくりに、チヌ40cmジャストを突いて今日の魚突きを終えました。
午後からはホントに会心だったよ。潜行時は常にヤスゴムを引いてる状態で、我慢に我慢を重ねながら要所要所はきっちりしとめる!(魚のサイズは小さいんだけど、こういう書き方をすると仕事人みたいでかっこいいね・笑)
はぁ〜夜勤さえなけりゃもっと有意義に海を満喫できるのにな―――!まぁでも仕方ねぇ。仕事あってこその趣味だもんな。現実を受け入れよう。
今日は記憶力調査と題して突行したんだけど、やっぱり1度や2度の突行では何も分からないね。チヌの警戒心や好奇心、その他挙動や生活習慣よりも、海況や透明度に漁獲及び潜る楽しさが大きく左右される事は立証できたかな!?
天候 |
快晴 |
『本日の突果』 |
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透明度 |
1.5m〜3m |
潜水時間 |
14:15〜16:45 |
潮 |
中潮 満潮 12:45 |
場所 |
AA |
突果 |
クロダイ 40.36.35.34cm
ウマヅラハギ 6匹 34〜27cm |
本日の一枚 |
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クロダイのしゃぶしゃぶセット
以前冷しゃぶには挑戦した事あるんだけど、今日は普通のしゃぶしゃぶにしてみた!けっこう美味い!冷しゃぶよりこっちの方が全然美味い。タレは好みにもよるが、個人的にはゴマダレよりポン酢が合うと思うね! |
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