釣行記


『初物2連荘』

突行日 2003.6.11


本日は午前10時15分に突行開始。今日はウエイトも忘れずしっかりと着けたし(笑)、さぁ気合入れて行くぞ〜!!・・・ところが潜ってみると酷い濁り。透明度は2mくらいで、手を伸ばすとヤス先が見えない状態・・・。まいったな〜。昨日今日と風があったしな・・・。

とりあえず魚を探すも魚影が薄い。薄過ぎる!この場所はこんなはずじゃないのにな〜。ウマヅラを何匹か見たが、今日は冷蔵庫にウマヅラがまだ残っているのでパス。メバルもパス。クジメも小さいのはパス。ベラもタナゴもパス・・・。ったら獲る魚居無いじゃん!ならばチヌか!?と、探すもそう簡単にはいないよね。チヌがいても透明度が悪いので、急接近&猛ダッシュになってしまい、駆け引きする間もなく逃亡・・・。

1時間半くらい潜ってたけど、風が強くて波に揺られる全身と、あまりの視界の悪さに、完全に海に遊ばれたって感じでした。いくら人間ががんばっても、大自然の中ではちっぽけな存在だと今回は改めてそう感じたよ。

ま、名誉あるボウズ(獲れるけど獲らない)でもよかったんだけど、ここまで来て何も成果が無いのも冴えないし、自称『ウマヅラマスター(?)』として1日1匹はウマヅラを!・・・っていうどうでもいい自分のエゴなんだけど、近くにいた個体を捕まえて上がりました。

昼はラーメンとチョコレートを食べて、午後の為に場所移動。急に腹が痛くなってきたので、急遽ウエットを着たまま公共施設に駆け込んだ。間一髪のところでセーフ。めっちゃ恥ずかしかった。でもそれ以上に助かった!この場をかりて御礼申し上げます!・・・って絶対見てないだろうけどね(笑)。

午後1時を回ったくらいから風も治まり、ならば!と前回良い思いをした初チヌポイントへ!午前の外海に面したポイントと違い、ここは内湾なので波は無く、それでいてある程度の透明度(5〜7mくらい)は保たれてた。ここならボウズでも楽しく潜れそうだ!

潜り始めて早速メジナの群れと遭遇。こいつらは警戒心があるのか無いのか解らない、不思議な奴達だね。ある程度の大きさ(30cm前後)のウマヅラがいたので3匹追加したんだけど、3匹ともヤスが刺さった場所が口元、目玉と、身にも肝にも優しいスペシャルハンティング!自分でも納得のヤステクをウマヅラ達に披露しちゃいました。

ただ、今日はチヌが少ない・・・。どうしたことか??3日前に潜った時に全部散らしたのかな?と思いながらも、魚影の濃いメインポイントに。何気なく潜行開始すると、水深5mくらいの所にコブダイを3匹ほど確認。大きな岩が調度良く陰になってるので、多分こちらには気付いてないぞ!と、無心で徐々に間合いを詰める・・・。ロックオンだ!そして一気に奴の胴体目掛けてヤスを突き刺しました!まだ素人のため、ヤスはコブダイの身体の一番厚い部分に突き刺さり、3又のヤスが完全に刺さってはいるものの貫通はしていない状態!暴れるコブダイを無我夢中で岩肌に抑え付け、水中での取り込みに自信がなかったのでヤスに刺したまま一目散に緊急上陸!み〜ちん大物初ゲットの歴史的瞬間だ(笑)!!上陸後ビクの中へ入れようとするが・・・『入らない!』いや〜、こんなの初めての経験だ!一体何cmあるのか!?

海から上がって測ってみると、49cm。もう一度測って、、、49cm。もう一度・・・。何度測っても49cm。50cmまではあと1cm足りねぇ〜!でも、大大大満足の一日でした!

今日は新しくアジの群れを見た。キスも突こうとしたけど失敗!その後ろに偶然砂の中に眠っていたフグにヒットするという惨事もあったな!追伸、フグちゃん・・・ごめんなさい。さすがに供養と言って食べるにはあなたは危険過ぎる・・・。

コブダイはアライにして食べたら臭みも全然無くて美味かったな。ウマヅラは刺し身&煮付けにして食べたよ。で、最近気付いたんだけどウマヅラの味、少し落ちたね。産卵期も終わって一気に痩せ細ったしさ。相変わらず数はいるんだけど、ぼちぼちウマヅラフィーバーも終わりかな。ちょっと寂しいね。。。




天候 曇り
『本日の突果』
透明度 HO  2m
HM  5〜7m
潜水時間 10:15〜12:00  13:00〜15:30
中潮 干潮13:10
場所 HO  HM
突果 コブダイ 49cm
ウマヅラハギ 4匹  31〜20cm
本日の1品
『コブダイの昆布しめ』
コブダイはオレのレパートリーになかったね。勉強勉強。





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