釣行記


『初めての開拓』

突行日 2003.4.16


初めてのポイント開拓で、ちょっとしたカルチャーショックを受けた。瀬戸内にここまで透明度の高い海があったのか!?ってくらいに。しかも今日は天気が良くて、ウエットスーツを着ているだけで汗をかくほど快適だった。

海に入ってみるとそこはメバルの楽園のような場所。砂地あり、海草あり、岩場あり。ポイントはだだっ広いが、一応全ての条件を満たしているといっても良いくらいの好ポイント!初めてこんなトコに潜ったよ。荒らさないように大切にしていきたいね。

さてさて海岸沿いを奥へ奥へと入って行くと、メバル、メバル、メバル・・・、泳ぐに連れてどんどん増えていくメバルの数。サイズもある程度揃っていて、海草のない場所でメバルがこんなにも群れて泳いでいるのを初めて見た。

特に奥の方は良い感じに岩がポツンポツンとあって、その周りはメバルが獲り放題である。とりあえずここで晩飯サイズのメバルを10匹ほどゲット。その後、岩場に見たこともない魚を確認・・・!根魚は美味いはず!と本能のままに魚を突くも、魚は真っ二つに粉砕・・・!後からそれはベラの仲間だと分かったが、ベラって全般的に身が軟らかいんだね。

残念ながら今回大きな魚は見れなかったけど、何かと次を期待させる環境が揃っていた。次回もこの場所にトライしてみよう。


今夜の食卓はメバルづくし。煮付け、塩焼き、から揚げ。美味かったな〜!オハグロベラは図鑑で調べる前に(正体不明のまま)塩焼きにして食べた。(※以前アナハゼを獲った時に先に図鑑で調べてしまい、食べる事を躊躇した思い出があるので・・・。)で、今回は、食った瞬間 『ギザミ(ベラ)に似てる味だな』 と思ったとおり、正体はベラの仲間。関東じゃ敬遠されるギザミだけど、瀬戸内では結構重宝されてるんだよね。オレは塩焼きにした時の皮が最高に美味いと思う。もともと関東とこっちじゃ味自体が違うって言われてるらしいけど・・・。

そろそろメバルばっかり獲ってても・・・って気になってきた。まだこんな気になるのは早過ぎるかな(笑)?でもやっぱり、少しでも大きい獲物を獲りたいよね。

だけどな〜、メバルは美味いんだよ。何にしてもね。だから獲っちゃうんだろうな。メバルが悪いんじゃないけど、他のも獲れて、そしてメバルも。いつかはこんな余裕のあるスタンスで行きたいね。




天候 晴れ
ヤスがクリーンヒットして体が真っ二つに・・・。
透明度 7〜8m
潜水時間 13:00〜15:00
大潮 干潮15:30
場所 HO
突果 メバル 10匹
オハグロベラ 18cm




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